第 ３１ 球 ページ35
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朝
清水さんが用意した
美味しそうな朝食が目の前に並ぶ
でも、
こんな美味しそうなのに
俺の食欲は掻き立てられなかった
周りがガツガツ食べている中
結局、朝食は残した
お茶は飲んだ
体調はいたって普通。
.
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皿を洗い
朝食の片付けを終えた後
ジャージから運動着に着替える
澤村「全員集合ーッ！！」
「「オッス！」」
丁度
準備が済んだ時、集合の合図が響いた
タオルを持って駆け足で向かう
体調は普通
別に
腹が痛いとかはない。
気分はそこそこ
でも
どちらかといえば最悪。
何となく思った
「今日の俺の運勢は最悪なんだろう」と
何故そう思ったのか。
多分、
その理由は
.
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『…………………』ポツン
.
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辺りを見渡しても誰も居ない
今の
現状のせいだろう
軽くイラだちながら
地面を蹴って殺風景な道を走りだした
.
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.
___走ること数分
突然視界に入る
見慣れないハデな色を見る
"赤"
赤い
真っ赤に染まった色。
背中には
白く "NEKOMA" の文字
背は俺よりも高いだろうか。
高身長の男の
トサカのような髪は個性的
そんな人物が近づいてくる
http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/0/a/10ae73adab0206d9b29e1cd270827554.jpg
「___あ、ここら辺の人ですか？」
一辺りの良さそうな
猫を被ってそうな嫌な笑顔。
質問に頷く
「すいません、プリン頭のジャージ着た奴見ませんでした？」
「東京から来たからハグれてしまって」と
頭を掻きながら男は問う
ここに来るまでにそのような少年は見ていなかったため
「見てない」と答えようとしたが
手元には書けるものがないことに気づく
ああ、ついてない
仕方ない。と
俺は落ちていた木の棒を使い
地面に文字を書く
(ガリガリガリ___…
.
［すいません、見てないですね］
.
すると
文字を見た男は黙り込み
「…ぷっ、あっはっはっはっ！！」
何処に面白い要素があったのか、
突然笑い出し
「面白い奴だな」と笑いながら
黒尾「俺は黒尾鉄朗だ。ま、よろしくな」
黒尾鉄朗と名乗った
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ゆず(プロフ) - パスワードを教えてください！ (3月6日 22時) (
レス) id: 99cfa93ce9 (このIDを非表示/違反報告)
つなぎ - 誕生日が私と同じで運命を感じました。面白かったです！ (2022年1月31日 22時) (レス) @page2 id: 0428dcaa70 (このIDを非表示/違反報告)
mayu0809!(プロフ) - あの、イメ画描いたので是非送りたいんですけど、どうすればいいですか？ (2021年3月6日 19時) (レス) id: 844f4b1a91 (このIDを非表示/違反報告)
あーーー - この作品のシリアス感大好きです！別サイトでも絶対読みます！頑張って下さい！ (2021年1月27日 22時) (レス) id: 69529bf7e0 (このIDを非表示/違反報告)
真代(プロフ) - 初コメかもしれませんが、とても好きで何度も読み返した作品なので別サイトへ移動しても読ませていただきます！このご時世で大変なことも多いですが、作者様もご無理のない程度での更新、頑張ってください！ (2020年9月16日 1時) (レス) id: 5a585263a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやさち
| 作成日時：2014年7月22日 2時
