【ハイキュー!!】烏、鳴き方がわからない【男主】

第 ２３ 球 ページ26

西谷「お前らなにして___」








西谷「あ！」


『(げ)』







やっべ、見つかった



西谷の視線を避けるように

教室の中に戻る







その時に、








日向「___ッ待ってますから！！」








という声




ああ、

今はその言葉が一番嬉しい。







席に付き、

カバンを漁り



ペンとスケッチブックを取り出す









キュッ、キューッ、キュッ







久しぶりでも無いのに

何だか懐かしいなぁと思う音。







多分、それは







.


.






『［一週間後、バレーしような］』





.



.







多分、"バレー" という単語のせいだろう








日向を見れば

パアッという効果音が付きそうなくらい


凄い笑顔で、




それを見て、俺も自然に頬が緩んだ








((キーンコーンカーンコーン___









そんな時、丁度よく鐘が鳴る




ああ、

次の授業は何だっけ








西谷「おまっ…！何て言ったんだ！？」









鐘に混じって西谷の大きな声がする








日向「おと…A先輩！」


影山「一週間後また来ます！！」←









『Σ(OvO)』←








いや来なくていい←

と、突っ込んでしまいそうな声も聞こえる








バタバタと走る音が聞こえた









さて

気持ちを入れ替えないと





次の授業は、そうだ現代文か。









『______〜♪』








そこまで好きな教科では無かったけれど、




ロッカーに向かう俺の足は



今までで

一番軽かった





.



.



.




_


______
_______________


____



_









五時間目が終わり、









武田「____あ、音無君！ちょっといい？」









席を立つと、

武田先生が声をかけてきた





何かやってしまったかと、緊張









武田「バレー部のことなんだけど…」









すると

予想外にも出てきたのは "バレー部"






武田先生とバレー部



はて、

何か関係があっただろうか









武田「僕、今年からバレー部顧問になってね」


『…………………！』









なるほど、そういうことか。









武田「もうすぐ休部期間の三ヶ月、終わるけど…」







ああ、わざわざありがとうございます。









『［大丈夫です］』



武田「じ、じゃあ部活には戻る感じかな！」








「大丈夫」と見せると、

武田先生は何故かワクワクしていて









『［はい］』







「戻ります」と伝えると


その瞬間

さらに凄い笑顔になった

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