【ハイキュー!!】烏、鳴き方がわからない【男主】

第 １０ 球 ページ13

田中side





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田中「はぁー…疲れたー…」






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最近の部活帰り、



毎日

同じことを言っている気がする









西谷「きっと明日も筋肉痛だなー」









因みに今ここには俺たち二人だけ








他の1年は居ない



いつからか

部活には来なくなった









田中「あいつら…戻ってこねぇなー…」









そんなことを呟くと




ノヤっさんも、

だよなー。と少なからず同じ意見のようだ









西谷「………そういやさ」








ノヤっさんは呟いた


「A、笑わなくなったよな」と。









そういえば、と言われて始めて気づいた









確かにあいつは良く笑う奴だ






声が出ない代わりなのか

よく


笑っている









田中「部活、急に変わったもんなー…。」









この時は簡単に考えていた









部活の急な変化について行けないだけだ


すぐ慣れる









そんときはまた笑っているハズだ。と









そう思っていた







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西谷「…あいつ、部活やめねぇよな…」








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この時、

ノヤっさんは



少し気づいていたのかもしれない









田中「なっ、あいつが辞めるわけねぇだろ！」









声が出ないあいつの心の声を









本能で

感じ取っていたのかもしれない







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烏養監督が復帰したからか


最近、

練習試合が組めるようになった









いつもは

簡単にウォーミングアップを取ってから試合をやるのだが









今回は「一年の実力を見たい」と








今いる一年三人、

ノヤっさんと俺とAが出ることになった





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_ピーッ!!!!_____






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試合の始まる笛が鳴り




俺たちは

それぞれ持ち場につく









最初は相手ボール








相手サーブを

大地さんが難なく拾い









綺麗にスガさんにかえってきた









それを見て

俺は打つ気満々でスガさんを見た







トスをくれ。と








が、何か後ろに驚いたような様子で









トスはそのまま後ろへ









だれもいない後ろへ









でも









気付いた時には








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_ダンッ!!!!_____









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ボールは相手のコートに落ちていた

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