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狐。7 ページ7

燭「どう?美味しい?」




「うん」




燭台切がもてなしてくれた沢山の豪華な食べ物




空腹のお腹を段々と満たしていく




隣で鳴狐は私の姿を見て、偶に稲荷というものを食べている




鳴(本)「…食べ終わったら湯浴みに行こう」




「うん」




鳴狐は私を怖がらずに




そしてとても優しく警戒心もなく触れてくれる




それがとても心地よくて




燭台切も見ず知らずの私を笑顔でもてなしてくれた




ここはとても落ち着く




?「…この方は?」




目の前には瞳の色が左右で違う




桃色の髪の綺麗な人が座った




燭「宗左くん、この子はAちゃん

訳あってこの本丸に迷い込んじゃった子だよ」




宗「訳ありすぎますね…、まぁ僕達も訳ありが多いです

そう驚くことではありません」




宗左と言われる人はとても綺麗な仕草で食事をする




この人も怖くない、いい人だ




鳴(本)「…湯浴み行こう」




鳴狐が立つ上がり私も立ち上がる




部屋を出て来た道と同じ方向へ歩いた




すれ違う人達全員初めて会う人ばかりで




ここにはどれだけの人が住んでいるのか




ここに来て2つ目の疑問だった




鳴(本)「…脱げる?」




「うん」




私はゆっくりと帯を緩める




胸元の飾りを外し、髪の装飾物も外した




鳴(本)「…ごめん、女の人だった」




鳴狐は眉を下げると




大きな布で私の体を隠す




そして腰の部分で違う帯を締められた




鳴(本)「俺はここまで、終わったら呼んで」




鳴狐は私に手を振る




私も一振りしてから扉を開ける




そこは露天風呂でとても広く




湯からは湯気が出ていた




ゆっくりと湯船に足を踏み入れて




腰を下ろす




「……温かい」




生まれて初めて




こんなにも安心できる湯浴みをした

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設定タグ:刀剣乱舞 , 鳴狐 , 狐の嫁入り
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愛夢瑠 - 月夜桜さん» 遅くなってしまいすみません、更新再開します! (2018年12月6日 19時) (レス) id: 276722fa13 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜 - 鳴狐メインとか最高です!更新停止がすごい残念です・・・。更新再開待ってます! (2018年9月26日 17時) (レス) id: d530b8b740 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - 八重桜さん» 本当ですね笑 指摘ありがとうございます! (2018年3月1日 18時) (レス) id: f894e00ebd (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - 銀狼さん» 素晴らしいなんて、嬉しすぎます…!ありがとうございます! (2018年3月1日 18時) (レス) id: f894e00ebd (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - 瑠郁さん» 本当ですか?嬉しいです!ありがとうございます! (2018年3月1日 18時) (レス) id: f894e00ebd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2018年2月12日 17時

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