6話 ページ8
それから月日は流れ、私は10歳になった。
タッタッタッ
「鱗滝さん!水やりおわったよ!」
「あぁ、ありがとうゆきな」
そう言って鱗滝さんは私の頭を撫でてくれた。
「えへへっ」
あの日から鱗滝さんとの生活も5年の歳月が流れ、私は畑仕事などを手伝いながら暮らしていた。
「ゆきな、今日は少し町まで行く。支度をしなさい。」
「はーい!」
久しぶりの鱗滝さんとのお出かけで、嬉しさのあまり急いで準備をする。
「よし、行くか」
「うん!」
そうして、手を繋いで町へと出かけ用事を済ませ家へと帰っている時だった。
ちょうどあの日のような夕焼けが沈んだ時間だった。
【?、なんだろう嗅いだことのある匂い。
すごく嫌な匂いがする】
そう思い鱗滝さんを見上げると繋いでいた手を離した。
「ゆきな、絶対に儂より前に出るなよ。少し離れていろ。」
「?、うん、分かった。」
私が返事をしてすぐ鱗滝さんは近くの小さな家へと足を進め、家の前まで行き戸に手をかけた。
「ぐわっっ!、うっ、」
「父さんっ、!」
誰かの叫び声と子供の声。そして、暴れているよう物音が聞こえてきた。
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ゆっきー(プロフ) - あんこさん» この小説に直接関係してこない為記載しておりませんでしたが、原作の二人の年齢よりも5年早く生まれているという形にしております。ご不快に感じられましたら申し訳御座いません。 (2019年6月8日 11時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あの、少し疑問なんですが、黒髪と白髪の子供は年齢的にまだ生まれてないか、赤ちゃんだと思うので、選別の案内はできないと思うのですが。 (2019年6月8日 7時) (レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ミストラ〜ドさん» ありがとうございます!人様に見せられるものが書けているのか不安になる時があるのでそう言って頂けて光栄です!今度とも是非よろしくお願いします! (2019年5月20日 23時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - 錆兎が出て来る小説あんまり無いから重宝してます!!でも錆兎死んじゃうんだよなぁ…(泣。そして作者様の文才凄い…。更新毎日楽しみに待ってます!!更新ファイトです! (2019年5月20日 21時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!原作と違う所もございますので是非続きをお楽しみ頂ければと思います。私も無闇にキャラが死ぬのは嫌なので意味のある死だったと思って頂けるように頑張ります! (2019年5月20日 17時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月14日 19時