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翌日。
私たちは今日のお昼休みも旭さんの元を訪れていた。
東峰「気持ちは嬉しいんだけど、なんで一緒に練習したこともない俺が気になるの？」
日向「あっ旭さんが戻ってこないと2〜3年生が元気ないからｄ」
日向が云い終わる前に私と影山は日向の横腹をチョップする。
日向「ぐわあ」
『日向、ここ一応廊下ね』
影山「声でけえよ」
東峰「フハッ笑 面白いなお前ら」
「けど悪い」
日向「え？」
東峰「俺はね、高いブロック目の前にして」
「それを打ち抜くイメージみたいなのが全然見えなくなっちゃったんだよ」
「必ずシャットアウトされるか、それにビビって自滅する自分が頭ん中をよぎるんだ」
日向「い、一年のチビにこんなこと言われたら生意気って思うかもですけど」
東峰「思わないよ？何？」
日向「・・・それ分かります」
「俺、背が低くて技術もないからブロックに捕まってばっかで」
「でも今は、こいつのトスがあるからどんな高いブロックでもかわせます」
「ブロックが目の前からいなくなってネットの向こうがパアッと見えるんです」
「そんで一番高いとこでボールが手に当たって」
「ボールの重さがこう手にズシッと来る感じ」
「大好きです」
きっと旭さんは日向の言ってること、よく知ってるんだろうな。
「俺、旭さん羨ましいです」
「今の俺には一人でブロックをぶち抜くタッパもパワーもないけど」
「旭さんにはそれがある」
「いままでたくさんブロックされたかもしれないけど」
「それよりもっといっぱいのスパイク、決めてきたんですよね？！」
「だからみんな旭さんをエースって呼ぶんだ！」
東峰「あっ！」
話を切らすようにチャイムがなった。
『日向』
影山「時間だ、戻るぞ」
『ほら、日向行くよ〜』
『じゃあ、旭さん、失礼します』
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名稀です！
みなさんハートマークとかお気に入り登録ありがとうございます！
勢いで書いていたこの作品もついに続編！✨
続編もよろしくお願いします(__)
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
