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放課後
西谷「ローリングサンダー！！」
と西谷先輩は1回転してレシーブを返した。
『・・・？』
ローリングサンダー？
田中「ヌハハハッ」
菅原「あ、うん、ナイスレシーブ」
田中「ただの回転レシーブじゃねえか」
山口「ブっクックっ笑」
影山「なんで叫んだんですか？」
月島「何？今の笑」
西谷「影山！月島！山口！」
「まとめて説教してやる！そこにかがめ！いや座れ！」
「俺の目線より下に来い！」
日向「教えて〜！ローリングサンダー教えてぇ！」
西谷「よしいいぞ！」
すると、先生が駆け足で体育館に来た。
武田「お疲れ様！みんなちょっと聞いて！」
「みんな、今年もやるんだよね？」
「GW合宿！」
澤村「はい、まだまだ練習が足りないですから」
武田「それでね、ゴールデンウィーク最終日なんだけど」
「練習試合組めました！！！」
「「「おぉ！」」」
田中「すげえ！頼もしいな武ちゃん！」
菅原「相手は何処ですか？」
武田「東京の古豪、音駒高校」
「確か通称」
『ネコ』
『ですよね』
武田「うん、その通り」
澤村「咲花、知ってるのか？」
『あ、いえ、中学の時に聞いたことあるくらいですよ』
『確か、烏野と音駒の監督同士がライバル関係でしたよね』
『名勝負、ネコ対カラス』
『“ゴミ捨て場の決戦”』
『そう聞いてます』
月島「それホントに名勝負だったの？」
澤村「でもここしばらく接点なかったのにどうして今？」
武田「うん、詳しいことはあとで話すけど」
「音駒っていう好敵手の存在を聞いて、どうしても因縁の再戦をやりたかったんだ」
「相手が音駒高校となれば、きっと彼も動くはず」
“彼”？
澤村「・・・よし！せっかくの練習試合！」
「無駄にしないように気合入れんぞ！」
(一同)「おっす！」
田中「東京かあシティボーイめ」
「けちょんけちょんにしてやるんだぜ」
月島「ブッ笑 シティボーイって」
田中「うるせえ月島てめえオラ」
澤村「アハハッ」
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
