第七話 守護神復帰と桜の恋バレ ページ41
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翌日、放課後。
私はいつもより早く体育館へ向かった。
体育館に入ると、サーブ練をしていた影山、日向がいた。
『おつかれ』
影山「おっす」日向「おーっす！」
私は壁にもたれて練習を見る。
すると、奥にペットボトルを見つけた。
あ、ボールコントロール鍛えてるのかな？
次の一本。
バシッ！
お、当たりそう！
と、思ったら前に日向が入りレシーブをしようとする。
が、日向はボールに弾かれてしまう。
影山「おい、邪魔すんなボケ！日向ボケェ！」
『今当たりそうだったのにね』
日向「捕った？俺捕った！？」
影山「捕れてねえよ！ホームランだろ」
日向「とってくる」
影山「アホ」
影山は練習を再開する。
今度こそ当たる！
だが、先程の日向のようにペットボトルの前に誰かがレシーブに入った。
『！？』
ボールは綺麗に上に上がった。
勢いも回転も全部殺して、返球はきっちりセッターのいる位置。
『すごい・・・』
日向は少しオロオロとしながらその人に近づく。
日向「お・・・俺より小さい！」
「なっ、ああ？てめえ今何つったコラ！」
日向「ご、ごめんなさ」
日向「あ、あの身長、何センチですか？」
「159だ！」
日向「うおおお・・・」
「う・・・何だよ」
日向「高校の部活に入って初めて人を見下ろしました」
「泣いて喜ぶな！」
『そーだよ、日向』
『大して見下ろしてないでしょ』
「！！！美しい！！」
「あ、あのお名前は・・・」
田中「あっ、おおノヤっさん」
「おお、龍！」
日向「ん？」
澤村・菅原「西谷！」
西谷「ちわっす！」
澤村「そういえば初めてだったな」
澤村「二年の西谷だ」
日向・影山「ちわーっす」
『あ、改めましてマネージャーとして入部した咲花Aです』
菅原「そして俺の彼女な？」
「「「「「は！？」」」」」
菅原「俺のAだから絶対取るんじゃねーぞ」
と菅原先輩は私の腰に手を回す。
西谷「天使が―！！」
田中「いや、ノヤっさん」
「スガさんは初対面の時には俺らの前で告白してたぞ」
西谷「龍と一緒じゃねーか！スガさんかっけー！！」
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
