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その後なんとか青葉城西に到着した。
日向「すみません、田中さんすみません」
田中「いいっつてんだろうが」
『日向大丈夫？』
日向「あ、うん、途中休んだしバスを降りたら平気です」
『よかった』
田中「今日の試合はお前の働きにかかってるかんな」
日向「ハッ」
田中「3対3の時みたく俺にフリーで打たしてくれよ」
菅原「田中！」『田中先輩！』
「プレッシャーダメ！」
田中「え？何すか？」
日向「が、がんがん、頑張り・・・ぐうう、と、トイレ行ってきます」
『あ、え、行ってらっしゃい・・・』
影山「あいつまた」
「情けねえなあ、一発気合い入れて」
菅原「あ、おい何言ってんのお前」
『日向はそういうのが効くタイプじゃないでしょ！』
影山「やってみないと分かりませんよ」
菅原「田中、この単細胞抑えろ」
田中「おっす」
『ハァ』
大丈夫かな・・・
＿・＿・＿・＿・＿・＿・＿・＿
私たちは体育館に入る。
日向「でかい・・体育館も人も」
澤村「挨拶！」
日向「あ」
「「「「「「「「『お願いしまーす！！』」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「お願いしまーす」」」」」」」」」」」
と青城の部員から挨拶が返ってくる。
みんながビブスに着替えている間に私は人気ない場所へ移動し、律を呼んだ。
律「青葉城西は守備は攻撃も全員の能力が平均して高いです」
『よそ行ったらエース張れるような人が揃ってるって事ね』
律「ブロックが強力な事でも有名です」
清水「あ！Aちゃんいた！こっち手伝ってくれる？」
『あ！今行きます！』
『じゃあ、ありがとうね、律』
律「はい！頑張ってください！」
『私が頑張る訳じゃないけどね』
『ありがとう、律の分まで応援してくるね』
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
