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澤村「先生」
武田「おっ、いやあ」
「あちこち練習試合のお願いにいってたから、全然こっちに顔出せなくて」
菅原「先生、青城なんて強いとことどうやって」
澤村「まさかまた土下座を」
また？
武田「してない、してない」
「土下座得意だけどしてないよ、今回は」
得意？今回は？
武田「ただ、条件があってね」
澤村「条件？」
武田「影山くんをセッターとしてフルで出す事」
菅原「え」
田中「なーんすかそれ」
「烏野自体は興味ないけど影山だけはとりあえず警戒しときたいって事っすか？」
「何すか、ナメてんすか？ペロぺロっすか？」
武田「い、いや、そういうわけじゃなくて」
菅原「いいじゃないか」
田中・武田「「ん？」」
菅原「こんなチャンスそうないだろ」
田中「いいんすか？スガさん」
「烏野の正セッタースガさんじゃないすか」
菅原「俺は、俺は日向と影山のあの攻撃が4強相手にどのくらい通用するのか見てみたい」
澤村「・・・先生、詳細お願いします」
武田「うん、えーと」
「日程は急なんだけど、来週の火曜」
「放課後の短い時間だから1ゲームだけ」
「学校のバス借りていきます」
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「おつかれした！」
「「「したー！」」」
菅原「A〜！」
『はい！』
『清水先輩、お疲れ様でした』
清水「お疲れ様」
菅原先輩と帰り道を歩いていると、
影山「菅原さん！！」
後ろから影山が走ってきた。
影山「今回は俺、自動的にスタメンですけど」
「次はちゃんと実力でレギュラーとります」
菅原「え？」
影山「え？」
菅原「あ、いや」
「影山は俺なんか眼中にないと思ってたから意外で」
影山「ん？なんでですか？」
菅原「体力も実力も断然お前の方が上だろ？」
影山「経験の差はそう簡単に埋まるもんじゃないです」
「それと・・・」
田中「スガさーん！咲花！」日向「菅原さーん！咲花さーん！」
影山「ほ、他のメンバーからのし、し、信頼とか」
わぁ〜すごい顔
影山「なので、俺負けません」
菅原「うん、俺も負けない」
ドキッ
え、なにこの胸騒ぎ
あとで律に訊いてみよ
田中「スガさーん！咲花！」
「大地さんが奢ってくれるって！」
『あ！菅原先輩！私、朝勝ったので和菓子奢ってください！』
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
