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影山「それはそうだけど」
「100%信じるなんてできるか？普通」
日向「だって今信じる以外の方法わかんねえもん！」
影山「・・・よし」
「日向のスパイクが決まればマークが分散して田中さんも打ちやすくなる」
日向「おお」
田中「よっしゃ」
影山「俺たちには信頼関係なんて微塵もないが」
「次もボールは俺が持っていく」
「信じて飛べ」
日向「うん」
その後も何本か打つが先程のスパイクは見られない。
このまま負けてしまうのかと思った次の一本。
日向が先程とは違う顔つきで駆け出してくる。
月島「ハッ！お前も来い！」
山口「えっ」
日向はまっすぐ月島の方に来たかと思えば、すばやく横に移動し、頂点へ飛んだ。
バァン！
決まった。
二回目の速攻。
「「よし！」」
また、また決まり、日向たちのセットポイント
菅原「トスの精度がすごい勢いで増していく」
これが影山の本領ってやつ？
でもそれを引き出したのは日向。
すごいな〜
月島「そう何本も抜かせるか！」
と、日向のブロックを月島。
だがそちらにボールはなく。
田中「いらっしゃーい！」
田中先輩にトスが上がった。
田中「どうだオラ、月島コラ」
「俺と日向潰すっつたろうが」
日向「そうだそうだ！」
田中「やってみろやオラ」
日向「みろやオラ」
菅原「なんでお前が一番威張ってんの？田中！」
縁下「そうだ！一年のおかげで打ててるくせに！」
菅原「態度でかいぞ〜！」
木下「脱ぐな〜ハゲ〜！」
田中「今普通に悪口交ぜたの誰だ？コラ」
続けて第二セット。
第二セットも日向たちが取った。
菅原「お疲れさん」
田中「だ、大地さんもスガさんもそれに咲花も」
「あいつらにあんな攻撃使えるって見抜いて」
「あんなこと言ったんすか？」
「マジパねえっす」
「「『え？』」」
確かに試練とか言ったけど・・・
殺せんせーのドブ川理論とか言ったけど・・・・
菅原「う、そんなわけあるか、俺はもっと」
「日向が打ちやすいｔトス上げたれよって意味で言ったんだよ」
澤村「俺は影山の多少無茶なトスにも日向なら合わせられるようになるかなって思ってた」
『私も日向なら、合わせられるんじゃないかなって思って』
『・・・でもいい意味で裏切られましたね』
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
