第三話 試合と桜。 ページ15
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翌日。
菅原「おはよう、A」
『おはようございます』
菅原「今日日向たち勝てるかな」
『何言ってるんですか』
『私も、先輩たちも練習つけたんですよ』
『勝てますよ』
菅原「・・・だな笑」
「じゃあ、学校まで競走な！！！勝ったら好きなもの奢ってやるよ！」
と菅原先輩は勢いよく走り出した。
動いてないし、たまには本気出したっていいよね
『ふぅー』
私はものすごい速度で走り学校に着いたら前にも後ろにも菅原先輩はいなかった。
田中「咲花おーっす、今日はスガさん一緒じゃないのか？」
『おはようございます・・・』
『えと、途中まで一緒だったんですけど』
菅原「A〜〜〜！！！！！」
田中「スガさんおっす！」
菅原「おっす〜」
「てかAはやすぎ！！」
『え、だって菅原先輩勝ったら好きなもの奢ってくれるって言ってくれたじゃないですか』
菅原「ここまで早いのは吃驚だべ！」
田中「咲花、一体どんな速さで来たんだよ」
『え、ちょっと本気出したぐらいｄ』
菅原「新幹線みたいだったぞ！？」
田中「は！？」
『とりあえず・・・』
『菅原先輩♪約束通り、私の好きなもの奢ってくださいね』
とウインクをしてみた。
菅原「え・・・・」
『田中先輩！今日頑張ってくださいね！』
田中「お、おうよ！」
私は二人より先に体育館に入る。
田中「スガさんが倒れたー！！誰か―！！」
と後ろから田中先輩の悲鳴が上がってきたが無視しよ。
菅原side
『菅原先輩♪約束通り、私の好きなもの奢ってくださいね』
とAは俺にウインクをした。
俺は「え」と声をこぼす。
菅原「田中」
田中「はい？」
菅原「俺死んでもいいわ」
俺は後ろにゆっくり倒れた。
田中「スガさんが倒れたー！！誰か―！！」
澤村「何やってんだお前ら」
菅原「大地！聞いてくれよ〜！！」
田中「！？」
菅原「Aが俺にウインクしてくれた★」
澤村「そ、そうか」
菅原「ついさっきまで冷たかったのに〜！！」
菅原「よ〜し！今日頑張るぞ〜！」
澤村「お前は試合でないだろ」
菅原「・・・そんな事言うなよ〜」
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
