新一の姉は公安、そして松田の彼女で事件の遭遇率が異常です

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Aside

「集合！三列縦隊！！日朝点呼番号！」


伊達「鬼塚教場、気を付けぃ！」


鬼塚「ん？どうした？松田と降谷・・・その顔」


松田「聞きたいっすか？」


鬼塚「ああ、ぜひお聞かせ願いたいねぇ」


殴り合いしてましたって言ったら絶対やばいよ、陣平


やめろ、降谷


伊達「実は昨夜、自分の部屋にゴキブリが大量に出ましてその二人にも手伝ってもらったんですが、退治するのに夢中になりすぎて机に頭をぶつけるわ、立て掛けたベットが倒れてくるわで、散々な目にあいまして・・・」


ないす！班長！


伊達「とはいえ、大切な学校の備品に傷を付けてしまった罰として我々鬼塚教場は一周多く回ってきます！行くぞ！」

「おう！」『はい！』


伊達「二列縦隊マラソン始め！」


鬼塚「お、おい、まだ話は—————」


萩原「よぉ、陣平ちゃん・・・なんだよその面。色男が台無しじゃねえか」


松田「うるせえよ、萩」


萩原「おまけに差し歯まで抜かれてやんの・・・超ウケるー♪」


『陣平、さっきはあぶなかったね』


萩原「キミって」


『初めまして、工藤Aです。昨日二人の仲裁に入りまして』


萩原「首席の子？しかも工藤ってあの探偵してた？！すごいね！可愛いし！」


『そんな、ありがとうございます』


萩原「おれ、萩原研二！よろしくね！Aちゃん！敬語もなしね！」


『了解！それじゃ、私も萩って呼ぼうかな』


萩原「やったー♪」


萩原「そういや、どっちが勝ったんだ」


松田「そりゃー当然」


降谷「僕だ！」


松田「俺だ！」


諸伏「ねえ！昨日はゼロのことごめんね！」


ゼロ・・・れい・・なるほど


『いえ、全然』


諸伏「あ、オレ諸伏景光って言うんだ！Aって呼んでもいいかな？」


なに、この子・・犬みたい


『いいですよ！景光だから・・・ヒロでもいいですか？』


諸伏「もちろん！敬語もなくそ！」


『わかった！』


鬼塚「コラ！貴様ら真面目にちゃんと走れ！」

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