新一の姉は公安、そして松田の彼女で事件の遭遇率が異常です

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Aside

萩原「ゲホゲホッ」


萩原「昨夜カラオケで歌い過ぎて喉痛ぇ」


松田「そりゃーよーござんしたねぇ」


諸伏「カラオケでも萩原の独壇場だったからね」


すると、そこへ一台の車が停まる


萩原「お！カッケー！」


萩原「マツダRX-7FD3Sじゃんよー！！」


松田「誰が乗ってんだ？」


ガチャ


『鬼塚教官の車ですか？』


鬼塚「ただの車じゃない・・・こいつはある意味戦闘機なんだぞ？」


松田「(鬼公のかよ)」


萩原「徹底的な軽量化が施された車体は戦闘機ゼロ戦から着想を得たんスよね！」


萩原「まさに【ゼロ戦の魂(スピリット・オブ・ゼロ)】を宿した名車！」


萩原「流石っス鬼塚教官！！俺が一番好きな車に乗ってるなんて！！」


鬼塚「あ、いや」


鬼塚「実は俺の車じゃなく殉職したある先輩刑事の愛車でなァ・・・」


鬼塚「4年前、その先輩の娘さんが俺に【将来刑事になる】って宣言したから、それまで預かってんだ」


鬼塚「んじゃ、車庫に入れておいてくれ・・傷、つけるなよ！」


萩原「ヘイヘイ！」


そう言って鬼塚は去っていった


萩原「その娘さん可愛かったりして♡」


松田「刑事になりたいってんだからどーせ男勝りのじゃじゃ馬だろーよ」


『私がじゃじゃ馬だって？』


松田「あ、いや！お前はちげーよ！」


諸伏「あれ？零も乗りたくなっちゃった？」


諸伏「同じゼロだし！」


『たしかに！』


降谷「べ、別に・・・あ、あんな派手な車」


降谷「しゅ、趣味じゃないよ・・・」



諸伏・A「『(趣味なんだ――♡)』」



ー重装備訓練−


降谷「なるほど」


伊達「萩原の実家は車の修理工場だったのか」


『だから車に詳しかったのね』



萩原「まあな！」


萩原「陣平ちゃんもガキの頃、よくうちの工場に来て勝手に分解したり改造したりして」


萩原「俺の親父に怒られてたよな？」


松田「ちょっと、ポルシェをガルウィングにしようとしただけだがな」


「「「『(そりゃ怒るよ)』」」」


萩原「車だけじゃ飽き足りず、終いには爆弾も研究しまくってたからな！」


松田「ああ・・・見ただけで大体の構造はわかるぜ」


萩原「俺も機械いじり好きだから本当は工場を継ぎたかったんだけどな」


諸伏「じゃあどうして警察官に？」


『潰れちゃったんでしょ？』


萩原「ああ、でも警察は絶対に倒産しねぇだろ？」


その言葉を聞いて４人は呆れ顔でラストスパートをかける２人を見ていた

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