新一の姉は公安、そして松田の彼女で事件の遭遇率が異常です

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Aside

降谷「拳銃の取り扱いに関して重大な違反があったが、鬼塚教官の口添えもあって今回は不問に付すらしいよ」


松田「当たり前だぜ・・・あの世からこっちに連れ戻してやったんだから」


降谷「誤認逮捕だったらしいね・・君のお父さん」


松田「萩の奴だな？おしゃべりめ」


降谷「誤認逮捕は同情するけどあの場合、ケンカを止めてれば 殺 人自体怒らなかった可能性が高い」


松田「んなこたぁ、わかってんだけどよ・・・間違えてオヤジの夢をぶっ潰したのにしれッとしてる警察がどうにも許せねぇんだよ」


『それで？そんな陣平がなぜ警察官に？』


松田「A！？なんでそこに！？」


降谷「っていつから！」


『始めからだよ、気配消すのうまいでしょ！』


降谷「確かに気付かなかった・・・」


『そんなことは置いておいて陣平、なんで？』


松田「んなのきまってらーな！ぶん殴ってこのもやもやを晴らしてぇからだよ」


松田「警視庁のトップ・・・警視総監をな！」


「『ぷっ・・アハハハハハ！』」


松田「二人して何がおかしいんだよ？」


降谷「いやあ大変だと思って！かなり出世しないと総監とお近づきになれないから！」


『それに陣平らしい(笑)』


松田「そういうお前らはなんでポリ公目指してんだよ？」


降谷「・・・ある人を見つける為さ・・・急に姿を消してしまったとても大切な女性をね」


松田「何だ、女かよ？意外にチャレーなお前」


降谷「だろ？だがAはなぜだ？探偵でも君なら稼いでいけるはずだ」


『・・・探偵より警察のほうがより大切な人たちを守れるからかな』


降谷「大切な人って？」


『両親や、弟。親友たち、そして君たちをね」


松田「俺はお前に守られるより守りてえけどな」


『そう』


降谷「そろそろ戻るか・・・」


松田「ああ」『ええ』

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