新一の姉は公安、そして松田の彼女で事件の遭遇率が異常です

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Aside

鬼塚「ええっ！？銃弾が一発返却されていない！？」


鬼塚「本当ですか！？」


「はい！すべての拳銃を保管庫に戻した際に数え直したんですが、実弾が一発だけ足りませんでした」


「まあ、全てと言っても松田の拳銃はバラバラなのでまだ回収していませんが」


鬼塚「ま、松田ぁ！？」


他の誰かが記念にとか言って持ってるんじゃ


鬼塚「なんでまだ組み立ててないんだ！？」


松田「立ってろって言ったじゃないすか？」


鬼塚「まあ、いい。くすねた弾をすぐに出せ！そうしたら今回は見逃してやる」


松田「弾なんて持ってないっすよ！全弾撃っちまって空薬莢も補助教官に渡したし」


鬼塚「ウソをつくな！貴様以外に誰がいる！？」


伊達「まあまあ！ここは班長の自分に免じて鉾を収めてください！弾は必ず返却しますから！」


え、パパやん←←


「鬼塚教官！屋根の補修工事をやっているんですが、天井の内側から作業をチェックさせて頂いても構いませんか？」


鬼塚「ええ、御案内します！」


鬼塚「弾を自主的に差し出させるんだぞ！」


伊達「はい！」


松田「あんだよ、てめぇも俺を疑ってんのか？」


伊達「ん？お前じゃないんだろ？だったら堂々としてろよ」


『そうよ、私たちが真犯人をあぶり出して自首させるから』


降谷「甘いな・・・二人は。疑いを自分で晴らさせないと彼も父親のようになってしまう」


松田「てんめぇ・・・オヤジのことを知りも知らないで」


降谷「ああ、知らないから教えてくれないか？君がなぜ警察官を目指しているのかってこともね」


松田「フン・・・教えてやってもいいが、そいつは」


松田「てめぇを殴り倒した後だ！」


『ちょっと！』


バキッ！！！


なに？



「ゔ！」


『教官！』


「や、やべぇぞ！命綱が教官の首に！！」


「落下した作業員気絶してんじゃね？」


「屋根に登って綱を切るしか・・・」


「そんな時間ないしまた踏み外したらどーすんだよ！」


伊達「おい、お前ら」


伊達「やることは・・・わかってるよな？」


松田「拳銃」


降谷「工藤か俺で」


『射撃』


萩原「弾」


伊達「土台」


諸伏「じゃあ、オレは土台の上のつっかえ棒かな？」


伊達「おうよ！んじゃ、野郎共・・・行くぞ！」



伊達「諸伏！」

ダッ！


鬼塚「！？」


諸伏「これで少しは楽になったはず・・・すぐに仲間が助けますから」


伊達「それまで、くたばんないでくださいよ！」

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