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コナンside
ー妃法律事務所ー
栗山「どうも、遅くなりました！」
英理「栗山さん！ごめんね、せっかくのバカンスだったのに」
栗山「いーえ、先生の一大事に事務員の私が遊んでるわけにはいきませんから！」
英理「助かるわ」
栗山「えーと、橘境子弁護士についての調査結果です」
英理「え？」
栗山「あれ？工藤新一くんから頼まれたんですが・・・」
蘭「新一が？」
コナン「へえ〜新一兄ちゃんそんなこと頼んでたんだぁ」
英理「どうして橘先生の調査なんか」
コナン「ねえねえ、新一兄ちゃんのことだからきっと何かワケがあるんだよ。とにかくみてみない？」
栗山「去年、橘先生の事務員が事件を起こしていることが分かりました」
英理「え？橘先生はケー弁のはずよ？」
栗山「去年事務所を閉じたんです」
栗山「当時、事務員だった羽場二三一という男がゲーム会社に侵入し窃盗事件を起こして逮捕されたせいで」
栗山「しかも羽場は送検された後拘置所内で自 殺しています。」
英理「え！？自 殺！？」
自 殺か
英理「え？！岩井検事が？」
白鳥「はい。軽いやけどでしたが大事を取って病院に」
コナン「まさかそれもIoTテロ？」
白鳥「発火原因のスマホを調べたらこれまでと同じくNorからのアクセスがあって」
(携帯の振動音)
白鳥「失礼」
白鳥《はい、白鳥・・・ん？え！ちょっと待て》
白鳥「毛利さんの不起訴が決定しました！！」
「「「「！」」」」
蘭「お母さん！」
コナン「よかったね、蘭姉ちゃん！」
蘭「うん、ありがと・・・新一や園子にも教えなくっちゃ」
ということは俺に来るか・・
栗山「ところでこれ、どうしましょう？」
？
栗山「羽場二三一を検察官が取り調べた調書なんですけど」
白鳥「あれ？この人スマホの発火でやけどした岩井検事」
英理「去年は主任検事ね」
白鳥「ええ、でも今は統括検事で、同期だった日下部検事の上司ですよ」
橘「そうです」
橘「岩井検事は妙なことに羽場二三一の窃盗事件がきっかけで出世したんです」
橘「ところでこれは？なぜ私や、私の元事務員のことをお調べになってるんですか？」
英理「ごめんなさい、先生のことよく知っておきたくて私が栗山さんにお願いしたいの」
橘「・・よく調べてある。あなたも優秀な事務員のようね」
コナン「あなたも？まるで羽場さんもそうだったって言ってるみたいだけど」
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作者名：名稀ーなきー x他1人 | 作成日時：2021年7月27日 11時
