『恋 の 超 推 理 』２ 【江戸川乱歩】【芥川龍之介】

超推理 ４１ ページ16

Aside









A「…っ!…ま、また私…」









目が覚めた、私は牢屋に閉じ込められていた









A「また皆に迷惑かけるようなことを…」









今頃必死になって私を助けに来てくれてるんだろうな…









自力でここから出たいけど…









ｷｨ…









扉が開く音がした









芥川くんだろうな…またなんかされる…









そう思っていた









中島「…っ!!いた！Aちゃん…!大丈夫だった…!?」









A「えっ！嘘…な、中島君…!!」









私はびっくりした…こんなにも早く助けに来てくれるなんて思ってなかった









中島「まってて、ここから出すから…！」









そう言って中島君は牢屋の扉を壊してくれた









中島「さ、行こう！早くしないと芥川が来る…！もう僕がここいるのバレバレだよ…w」









情ないと思ったのか中島君は少し笑いながら言った









A「ありがとね…またホントに捕まっちゃって、探偵社の皆には迷惑ばかりかけちゃってるよ…」









すると中島君は「そんな事ないよ」と言ってくれた









それだけでも私は元気が出た









A「…これからちょっと暴れちゃおうかな…」









中島「…？」









A「ううん、なんでもない」









私はそれだけ言って中島君の手を引っ張った

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