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先程兄達がした行為、あれは私もつい最近に知った事なのだが。
どうしたのか、と問われれば「あらゆる文献を調べたのだ。」と答えたい。
それ以上の言及は勘弁してほしい。
この世界には『能力持ち』といわれる人間が存在するらしい。
簡単に言えば大人達がニコニコと愛想笑いをし、社交辞令を済ませる表社会と全て暴力で解決する裏社会みたいなものだろう。
そこは、まぁ置いといて。
まず、能力持ちの根元となるものが「光(陽)の家系」と「闇(陰)の家系」であり、そこから枝分かれするように更なる家系に分けられる。
その家系は「自然使い」と「音使い」と「武器使い」があり、そこからまたわかれていく。
端的に言えば「光」と「闇」が本家でその他が分家、というような感じだろうか。
その他にも突然変異の能力や生まれつき能力をもつ者もいる。
私や兄達ももちろん持っているが私のように3つの能力をもつ人間は皆無に等しく、それほどまでに珍しい。
つまりはそれほど陽向の潜在能力はすごいという事なのだが。
このような能力には個人差というものがうまれる。
例えば陽壱と陽兎のもつ『聴力』という能力は、一般的にはせいぜい半径8〜13mくらいまでが限度なのだが、二人ともそれを超え、半径20mより広い地域にまで反映させられる。
これにも個人の潜在能力の高さがもろに現れるのだが、つまり陽向達3人は異常なのである。
但し陽向の場合、体が弱く体力があまり持たない為、ほとんど意味がなかったりもする。
ちなみに、お兄さんを叩き付けたのは陽壱の『念動力』という能力である。
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燐 - 捺さん» ホントですか!?ありがとうございます(泣) (2014年8月1日 0時) (レス) id: 08fd5b2463 (このIDを非表示/違反報告)
捺 - 面白かったですよ! (2014年7月31日 23時) (レス) id: 4a1efa2d10 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - よろしくお願いします^^ (2014年7月7日 19時) (レス) id: 08fd5b2463 (このIDを非表示/違反報告)
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