番外編】花が咲く ページ19
『博士、食べ過ぎないようにね』
「うっ…わ、わかっておるよ…」
『毛利先生は飲み過ぎないように』
「ぐっ…わ、わかってらぁ…」
前を歩く2人に念を押し、じっと睨んでおく。
自然と最後尾になったコナンくんと哀ちゃんと私は、少し毛利先生達と距離を置いて歩きながら喋った。
「博士の隣には私が座るわ…」
『そうだね、ちょっと目離すと食べまくりそうだしw』
「おっちゃんには蘭が見張りにつくだろーな」
『確かにww』
「…ドレス、いいんじゃない?」
『哀ちゃんまで…』
何を言い出すかね、と笑う。
「私も見てみたいのよ」
『…皆、変わり者だねー』
「あら、一番見てみたいと思ってるのは江戸川くんよ?」
『え、そうなの?』
「ばっ、灰原てめー!//」
『コナンくんが見てみたいっていうなら、着てもいいかなー』
「…え?」
『コナンくんのためならね!』
「っ//」
ま、園子ちゃん達のことだから何を言っても作っちゃうだろうし(
「ここよー!」
『…あ、着いたみたいだね』
レストランに到着したようだ。裏路地っぽいところにあるその店は、淡い光を放ちながら悠然と建っていた。
「隠れ家的名店なのよ!しかも子連れでも受け付けてくれたり、入りやすいお店なの!」
「素敵〜」
「平次には似合わんな!」
「お前も人のこと言えやんわ!」
「何をぅ!?」
「ほーっ、酒もうまそうだな」
「お父さん!?」
「わ、わあってるよ…飲み過ぎないようにするよ…」
「うまそうな匂いがしとるのぉ…」
「うな重あっかな!?」
「ないと思いますよ…」
「博士も元太くんも、食べ過ぎないでね!」
「食べ過ぎでお腹痛くなっても、放って帰るからね」
「えぇっ!」
「や、やめてくれよ〜!」
皆自由だなあ((
「…いつになったら店に入る気だ?」
『永久に入らなそうだねww…すいませーん、予約してた鈴木ですがー』
コナンくんの言葉に吹き出しそうになる。耐えかねて扉を開け、中の店員に声をかけた。快く出迎えてくれ、席まで案内してくれるそうだ。
『入るよ、皆ー』
「「「はぁーい!」」」
「ちょ、Aってば勝手にー!」
『遅い腹減った待ちきれん』
「もうっ、女の子が腹減ったなんて言わないの!」
『蘭ちゃんマジオカン』←
やいのやいのと言いながら店内に入る。案内されたのは二階奥の個室だった。すごく素敵な空間。
「料理はもうお願いしてあるから、すぐに来るわ!」
「楽しみー」
「何が出てくるんだろうな!」
『はいはい、とりま座れー』
ーーー
アドリブすぎた
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ミア - 今度はベイカー街の亡霊をお願いします。 (2018年2月10日 6時) (レス) id: 307808664a (このIDを非表示/違反報告)
ぴいなっつ - とても楽しく読ませて貰ってます(^^)原作も元々リアルタイムで最初から映画館で見てるくらいコナン大好きなんですけど、とっても楽しく読ませて頂いてます*\(^o^)/*次はルパコナ!こちらも大好きな作品なので楽しみです! (2015年5月12日 21時) (レス) id: be20ea4ad2 (このIDを非表示/違反報告)
kaka。(プロフ) - 英語ラーメンさん» ありがとうございます!番外編は本当にもう、自分の書きたい話を書き殴るだけの自己満です(楽しんでいただければ幸いです!そのためにも、素晴らしいルパコナと最終話とエピローグを仕上げます()← (2014年10月20日 7時) (レス) id: 3b1ae4cc96 (このIDを非表示/違反報告)
kaka。(プロフ) - killme☆さん» ありがとうございます!はい、一応やるつもりです!主ちゃんを出しにくいと判断した場合、やらない作品も出るかもしれませんが…時間の許す限り、書きまくります!頑張ります!! (2014年10月20日 7時) (レス) id: 3b1ae4cc96 (このIDを非表示/違反報告)
kaka。(プロフ) - ☆AKI☆さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2014年10月20日 7時) (レス) id: 3b1ae4cc96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaka x他1人 | 作成日時:2014年10月16日 1時