悪友トリオと、私と、日常と。【APH】

あくゆーとななふしぎとわたし─２ ページ6

取り敢えず一つ目の七不思議【トイレの花子さん】を解明しに来た私達。花子さんなので女子トイレだ。

え、なんで皆私を見るのやだよ絶対やだよ

西｢んじゃーA宜しくなー｣

『はぁあ！？無理だし！絶対やだから！！』

仏｢んな事行ったって、女子ってAしかいないじゃん｣

『こんな時だけ女扱いしないでくれる！？』

普｢俺様助けねぇからな！
今まで散々俺様を弄りやがって！！｣

｢『いやそれは普憫だから当たり前』｣

普｢何なんだよてめぇら！！｣

悪友達とそんな事を話してから、私は女子トイレに入った。

確か一番奥のトイレの扉を三回ノックするんだったか…よし、やるぞ！

コン、コン、コン

『花子さん、遊びましょ』

…………………

何も起こらない。え、この待ってる間が一番怖いんだけどえ、なに、やだやだ怖い。

も、もっかいやるべき…？

コン、コン、コン

『は、花子さん、遊びましょ』

…………………

えええ、何も起こらないんですけど！も、もももっかいやってみよう…

コン、コン、コン

『は、はは花子さん！？遊びましょぉお！？』←

…………………

なんで何も起こらないのおおおおおお！！怖いよおおおおおおお！！ひいいいいい！！

とっ、取り敢えず、

『皆ああああああああああ！！！！』ﾀﾞｯ

悪友の所に全速力で走った。



──あそばないの…？──



そんな声が聞こえた気もしなくもない。いや聞こえてない聞こえてない絶対聞こえてないから絶対私何も聞いてないいやコレマジであの(強制終了)

西｢どうやった？｣

仏｢なんかあったー？｣

普｢……？A？｣

『な、何も聞こえてないからぁああ！！』

｢｢は！？｣｣

『何も聞こえてないから！！
ほんとに！疑ったやつマーマイト！！』

仏｢マーマイトはマジ勘弁して！！｣

西｢ええ、ってかその反応聞こえt

『聞 こ え て な い』

西｢はい｣

普｢…取り敢えず次行くか｣

ギルちゃんにこの時初めて｢弄っててごめん…｣と心の底から思った。ギルちゃんが初めてイケメンに見えた。私相当だわ。

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