悪友トリオと、私と、日常と。【APH】

あくゆーときおくそーしつとわたし─８ ページ45

ギルちゃんと親分がベッドに頭を預けるのはどっちか口論している間に、私は睡魔に負けて先に眠ってしまった。気が付いたらベッドが揺れてて、寝ぼけた目で見上げたらフランが居て、頭が追いつかないけど、フランが目を覚ました事だけは分かって、二人を起こした。

ってか結局親分がベッドで寝る事になったんだwww

二人が目を覚まして、そのまま二人がフランに抱き着いた。私は取り敢えずナースコールを連打した。フランに怒られた。←

ナースさん達が来るまでの間に、私もフランに抱き着いた。

『フラン！！』

仏｢うぉわっ！？ちょっともー何？
お兄さんモテ期？モテ期来ちゃった？｣

このノリ……もしかして………！？

『フラン、思い出したの！？』

胸に埋めていた顔をバッと上げると、フランは私達が良く知っている、大好きな笑顔で、

仏｢思い出したよ……全部｣

｢『……！！』｣

その答えを聞いた私達三人は顔を見合わせ、にっこり笑って、また抱き着いた。

西｢フランスほんま良かった！！｣

普｢俺様嬉しいぜ！！｣

『良かった！！ほんとに！！』

仏｢あははー
(傷痛い…)｣

結局ナースさん達が来るまで皆で抱き合っていた。



ナースさん達が来て、事情を聞かれて、全部説明した。そしてナースさんは酷く安心したようで、今度はナースさんが気絶してしまった。

その後はまぁ、傷の具合も安定してきたし、もう退院しても良いと言う事になり学園に戻る事になった。そして何時もの教室に入った瞬間、

加｢ふ、フランスさん……っ！！｣

仏｢あいたっ、ちょ、ま、カナダそこ傷…！！｣←

加｢す、すみませ……でも本当に良かったです！！｣

仏｢あはは、Merci,カナダ｣

珍しく凄く存在感を放ったカナちゃんがクマ次郎さんを抱えてフランに抱き着いた。はは、いつぞやの私達みたいだ。

英｢そういや、なんで記憶が戻ったんだ？｣

仏｢おっ、久々の眉毛！！｣←

英｢うるせぇよ！！｣

仏｢…まぁ分かんないけど、空を見たのはなんか覚えてる｣

伊｢空…？｣

仏｢うん、空｣

空、か。フランの大切な記憶は、私達が考えていたような大きな事じゃ無かったらしい。

何時もの場所。

何時ものメンバー。

そして何時もの──青い空。

…………
ことはさん((ﾄﾞﾔｧwww様、リクエストありがとうございました！！
これからも宜しくお願い致します！！

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