あくゆーときおくそーしつとわたし─1(ことはさん((ドヤァwww様リク) ページ38
※多分割りとシリアス
…………
_フランスside
普「帰ったらゲームしようぜ!」
西「おっええなぁ、何やる何やる?」
『フランは何がしたい?』
仏「お兄さんは何でもいいよ。
それよりちょっとコンビニ寄りたいから先行ってて」
『分かったー』
学校の帰り道。普段なら寮に帰る筈だが、今日はなんとなくコンビニに行きたくて、何時もの三人と別れ、街のコンビニに寄った。
暫く成人向け雑誌を呼んで(←)、コーヒーやらケーキやらを買って、コンビニを出た。
学校とそのコンビニの道のりには歩道橋があって、信号で止まるのは面倒だからと何時も歩道橋を渡っていた。そして今日も何時も通りその歩道橋を登る。
歩道橋の下で車が過ぎ去っていくのがなんだか面白くて、車を真上から見た事なんて無かったから新鮮で、ちょっと頬を緩ませながら渡り、歩道橋を降りる。
仏「皆なんのゲームしてんのかな」
なんて呟いて、また一段、一段と降りていく。半分まで来た所で、男子中学生達が猛スピードで俺の隣をかけ降りていく。あまりにも早いもんだから、俺はぐらりとバランスを崩す。
仏「え、ちょ、やばっ」
グッと足を乗せた所は、足場の悪い所で。
そのまま俺の体は宙に浮き、急降下して────
ドサッ
仏「う”ぁ”…ッ」
肩やら腰やら頬やら、頭やら。色んな所を強打して、俺の体は地面に打ち付けられた。痛みで呻き声が出る。意識が朦朧とする中、女性の悲鳴が聞こえて、男性が「大丈夫か!?名前は!?」と聞いてくる声がする。だから咄嗟に自分の名前を言おうとしたら。
──俺の名前って…なんだろ?
普通なら覚えている筈の名前が浮かばなくて、声も出ない程痛くて、俺は何も言えぬまま意識を手放した。
_フランスside終了
あのままフランと別れて、帰りが遅いフランを待ちつつも一足早くゲームをし始めた私達。ゲームが一段落したところで休憩をしていたんだが、フランは一向に姿を見せない。
普「…なんか遅くね?」
西「確かに。なんかあったんかな?」
『ま、まさか!』
…うん私今凄くフラグ建てたね。←
そんな話をしていたら、爺ちゃんがバンッとギルちゃんの部屋の扉を開いた(集まってるのはギルちゃんの部屋)。青い顔をして肩で息をする爺ちゃんを見て、何かあったんだと思った。そしてその思考は的中する。
羅「A!それから二人も!!
フランスが──病院に運ばれた!!」
そう聞いた途端、私達はヒュッと息を呑んだ。
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斑(プロフ) - k9さん» 面白いですよね!あの絶妙なくだらなさがツボですwコメントありがとうございました! (2015年11月5日 18時) (レス) id: 222ce81197 (このIDを非表示/違反報告)
k9(プロフ) - 男子高校生の日常、知ってますよ。面白いですよねー。頑張ってください! (2015年11月5日 16時) (レス) id: 744a35a675 (このIDを非表示/違反報告)
斑(プロフ) - ゆーみやン@イナシリらぶ!!さん» はじめまして!!読んでくださってありがとうございます!!飽きなかったとは…嬉しいです!!ありがとうございます!!次作は出来たら載せますので!!コメントありがとうございました!! (2015年9月14日 17時) (レス) id: 222ce81197 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン@イナシリらぶ!!(プロフ) - はじめまして!!今まで全話読んだのですが、とても面白かったです!!読んでいて全然飽きませんでした( *´艸`)次作も楽しみにしています! (2015年9月13日 23時) (レス) id: ab4a59f894 (このIDを非表示/違反報告)
百合桜@フランス領元桜 - 男子中学生許すまじ (2015年9月9日 6時) (レス) id: 29848ed227 (このIDを非表示/違反報告)
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