悪友トリオと、私と、日常と。【APH】

あくゆーとかくれんぼとわたし─１(紅琉様リク) ページ32

現在日曜日。学園は休みで、私は寮でゆっくりごろごろするつもりだ。ルームメイトはリヒテンちゃん。スイスの妹で凄くかわいい。因みに私はスイス怖い。一人で会える気がしない。←

ベッドで読書(決して漫画ではない)をしていた私は、突然リヒテンちゃんに名前を呼ばれた。

列｢Aさん？お客様ですわ｣

『客？』

列｢はい。
フランスさん、スペインさん、プロイセンさんです｣

『え”』

なんでこの日曜日にアイツら来るんだぁあああ私の休みがぁああああ

列｢…お引き取り願いますか？｣

私が顔をしかめているのに気が付いたのか、リヒテンちゃんは眉を下げてそう問うてきた。私は悪友の三人にではなくリヒテンちゃんに(強調)申し訳なくなったので首を横に振った。

『私着替えるからちょっと待ってて、って伝えてもらえるかな？』

列｢分かりました。
皆様、Aさんは着替えるそうですので…暫くお待ち下さいまし｣

普｢ja!俺様待ってるぜ！｣

西｢Si〜｣

仏｢Oui.
それよりリヒテンちゃん、今日も可愛いねぇ。
どう？今度お兄さんとお茶行かn

瑞｢リヒテンに変な事をするな！！｣ｾﾀﾞｰﾝ

列｢お兄様…！｣

…なんて、扉の向こうから聞こえる。相変わらずうるさいなぁ。まぁそこが楽しいんだけどね。

『あーもー、私着替えたよー？』

取り敢えずスイスにフランが殺られそうなので止める為に外へ出る。

列｢あら、もう宜しいのですか？｣

『うん、ありがと伝えてくれて。
今度ケーキ一緒に食べよっか！』

列｢まぁ！楽しみですわ！｣

いいなぁ、リヒテンちゃんかわいい…

瑞｢全く貴様は…プロイセン、スペイン、それからA、フランスにちゃんと言い聞かせるのである！｣

なんか私達フランの保護者みたいになってるw取り敢えずスイス怖いごめんなさいちゃんと言い聞かせます。←

私達三人は適当に返事をした。するとスイスは怒りながら去っていった。

列｢…ではAさん、楽しんできてくださいまし｣

『うん、Grazie!!』



寮を出てから近くの公園に向かった。ベンチに四人座るのはむ難しいので、疲れたと言った私とフランがベンチ、その前の地面にギルちゃんと親分が座った。

『で、何すんの？』

｢｢かくれんぼ｣｣

口を合わせてそう言う三人に、私ははぁ？みたいな表情しか返せなかった。

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