悪友トリオと、私と、日常と。【APH】

あくゆーとじこちゅー─２ ページ31

別れを告げて、また階段を登るともう屋上近くの踊り場に出た。

仏｢ね、ちょっと休憩しようよ？
お兄さん疲れた｣

普｢だらしねぇな、訓練するか？｣

仏｢い、いや大丈夫大丈夫！！｣

普｢遠慮すんなよ！｣

西｢遠慮しとるんとちゃう、心の底から嫌なんやって｣←

普｢まぁスパルタだけどよ｣

仏｢スパルタどころじゃないでしょアレ！！｣

普｢でもお前厳しいの好きだろ｣←

仏｢いや違…くないけど！
そう言う問題じゃないの！！｣

そんな感じで踊り場で話していると、突如スペインの悲鳴が聞こえ、慌てて振り返る。するとそこにはうわぁあ、と言いながらぐらぐらしているスペインが。後もう少し後ろに傾けば階段から落ちてしまうだろう。

普｢！？スペインあぶねぇ！！｣ｶﾞｼｯ

慌ててスペインの手を握る。が、

普｢あっ…｣

西｢あっ…｣

｢｢ぎゃあああああ｣｣

仏｢ちょww｣

スペインが俺を引っ張ったせいか、はたまた別の理由か、スペインは俺毎階段を落下していった。

仏｢おいおい、お前ら大丈夫ー？ってあらら…｣

フランスが落ちたとこまで降りてきて、良く分からない言葉を発する。

なんだよ、そんなに俺様達怪我してんのか？

とか思いながら痛みを抑えて目を開けると、目の前にはスペインが。目の前、なんてそんなもんじゃない。視界にはスペインしか居ない。それ以外何も見えない。あと口がなんか柔らかい。嫌な予感する。やべぇ。←

西｢ふっ！？｣

普｢ぐっ！？｣

仏｢っwwwっwww
ふ、二人共www今お前らwww
キス、してるからねwww｣ﾊﾟｼｬ←

俺様の嫌な予感的中うううう！！

普｢うおおおお！？｣

西｢うぉぇ…ちょ、おやぶ、はきそ…｣

普｢う”っ…ふ、ふら、おれさま、といれ…｣

仏｢いってらwwwﾋｨｰwww｣←

くっそフランスめ…うあああ男とキスとか何でだあああ折角ポツキゲーム免れたのにいいい

全力で口を濯ぐ。二人で。多分傍からみたらカオスだろう。

西｢ぜぇ、はぁ、な、なぁ、ぷーちゃん、｣

普｢ぜぇ、おう、はぁ、分かってる…｣

｢｢俺達何もしてない｣｣

俺様とスペインはなんか良く分からない誓いを立てた。



翌日。

『なんかさ、フランから聞いたんだけど。
──お前らちゅーしたって？』

洪｢…！！｣ｶﾞﾀｯ

仏｢っっwwwお腹痛いwww｣

この後凄くフランスをシバいた。

…………
あっちゅん@ドーヴァー領様、リクエストありがとうございました！！
これからもどうか宜しくお願い致します！！

あくゆーとかくれんぼとわたし─１(紅琉様リク)→←あくゆーとじこちゅー─１(あっちゅん@ドーヴァー領様リク)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す