悪友トリオと、私と、続編と。【APH】

あくゆーといたずらとわたし─２ ページ5

先生が来て、始業の挨拶をしてから着席。ガタガタッ、と椅子の引き摺る音が聞こえ、先生が辺りを見渡した。

あ、前回から一年経った(設定)けど、基本国クラスはクラス替えが無いんだよね。故に席も前回と同じ、私と悪友トリオの席は密集している。
国クラスは幾つかのクラスに分かれていて、うちの教室には縦六人、横六列の三十六人。
フランが一番窓際の前から五列目の席。その隣がギルちゃんで、その隣が親分。フランの後ろが私。因みに眉毛の席は教室の丁度ド真ん中の窓際から三列目の前から三列目(眉毛だけに)。

先生｢えーでは授業を始め…………｣ﾊﾞｻｯ

『せんせー、出席簿落としましたよー』

先生が滅多に授業に参加しない私達を見て出席簿を落とした。優しい優しいAちゃんは落とした事を伝えてやる。決して拾わない。だって遠いもんめんどい。

先生｢あ、ああ明日トマトと髭と小鳥とジェラードが降る…！！｣

西｢えっほんま！？｣

南伊｢てめーが馬鹿にされてんだよ気付けちくしょー！！｣

伊｢うわぁ〜、ジェラード？
ほんとに降ったら良いなぁ〜｣

独｢後始末は誰がするつもりだ｣

伊｢ヴェ、ドイツ現実的過ぎるよ〜｣

普｢こっとりさあああん！！！！｣ｶﾞﾀｯ

『座れ』

普｢ｳｨｯｽ｣

まあ取り敢えず、あの後先生が出席簿を拾ってそのまま頭を教壇にぶつけて(どんだけ動転してんだよ)、授業は始まった。数学だ。

『よし、やるか』小声

｢｢おうよ｣｣小声

さて、悪戯始めるぜ！オラワクワクすっぞ！



『フェリちゃんフェリちゃん、これアーサーに渡すように回してくれる？』

伊｢ヴェ…？←寝てた
うん、いーよー…ドイツードイツー、これアーサーにだってー｣

独｢は？あ、あぁ。ってイタリア貴様ッ！！
どれだけ寝るなと言わせれば気が済む！？！？｣

伊｢ヴェエエ、ごめんよドイツ起きるからぶたないでーっ！｣

てな感じでアーサーの席まで“手紙”を回した。
ここで内容を暴露しよう。
手紙渡す→アーサー読む→アーサー授業中にキレる→先生に咎められる→私達は知らんフリ→アーサー不憫☆←GOAL!!
って奴です(適当)
もう悪戯ってか嫌がらせの域に近いね。アルに一回手紙の内容見られて俺も混ぜてくれよ！(小声)、って言われたけど面倒な事になるので協力だけして欲しいと伝えた。
(『HEROは脇役もちゃんとやるでしょ？』
米｢！そうだね！やるんだぞ脇役！！｣
『(ちょろい)』)

仏｢あっ、眉毛が手紙手に取った！｣

楽しみすギル！！(wktk)

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