悪友トリオと、私と、続編と。【APH】

あくゆーときょーきとわたし─２ ページ16

『さて、じゃあジャンケンで“一人負けした”偉大なるプロイセン様から時計回りで始めようか』

普｢うるせえな！！
一人負けのとこ強調すんじゃねぇ！！｣

仏｢皆グーだったのに一人だけチョキって言うねwww｣

西｢流石ぷーちゃんやわwww｣

『持ってるよねwww』

普｢うっせー！！！！｣

実は言うとグルだったりする()

その後暫く散々弄られ続けたギルちゃんは、若干涙目になりながらもういい！！やる！！俺様やるからな！！、と言い出し、やっと狂気のゲームが始まった。
あ、因みに時計回りなので、
ギルちゃん→フラン→親分→私→ギルちゃん…etc.
の順番である。

普｢最初はテンション低めの方が良いよな｣

仏｢そーね、最初から高めだとちょっと詰まるし｣

西｢頼むでぷーちゃん！！！｣

『低め宜しくー』

調子の良い私達をギルちゃんは一睨みしつつ、スゥ、と息を吸った。

普｢…モッツァレラチーズ…｣ﾎﾞｿｯ

仏｢低ッッ｣

普｢ンだよ、低めっつったのお前らだろ！？｣

仏｢いやそうだけど！！そうだけど低ッッ｣

普｢何なんだよ！！！！｣

取り敢えず最初なので、まあ言ってしまえば何でもアリ、と言う事でギルちゃんはクリア。次はフランだ。

仏｢うーん、まあいきなりレベル０からレベル５とかになっちゃうとキツいから、｣

普｢俺様レベル０かよ！？｣

西｢弱ッッwww｣

『親分がまたツボった！！』

仏｢まあ、そーね、普通に行こうかな。
あとスペインは早く息を整えなさい｣

西｢Si〜ww｣

という訳で。行くよ〜、と言う意を汲んでかフランがこちらを見た。私達が見つめ返すと何時もの顔で言った。

仏｢モッツァレラチーズ｣

西｢普通www｣

仏｢いや普通って言ったからねお兄さん｣

『ツマンネ』

仏｢何なの！？
ぷーちゃんがキレる意味分かったよ！！｣

普｢だろ！？｣

まあこれ、こんな事言っといてクソつまんない結果になるのがオチなんだけどね。フラグ回収してやるぜ。出来れば折りたいが。

西｢親分息整えたで！！
次は俺やんな？よっしゃー、やったるでー！｣

『ここら辺からテンション上げてく？』

西｢うーん、せやな、ちょっとだけ上げるわ｣

親分何を思ったか半袖だったのをまた捲って、腕をぐるぐる回して気合を入れた後、

西｢モッッ！ッツァレラ！！チーズ！！！！｣

『結構上げて来たね！？！？
ってか腕回した意味！！！』

西｢テンション上がるか思うて｣

『上がったの？』

西｢いやそんなに｣

『なんだよ』

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