あくゆーとどっきりとわたし─3 ページ21
英「…………お前ら、そのネコミミと尻尾如何したんだ?」
アーサーが訝しげに私達の耳と尻尾を見つめた。何故か(超音波がどうのってやつ)動く耳と尻尾がそれぞれ色んな方向に動いていた。
現在、ドッキリ決行中。廊下でアーサーを見つけた為、呼び止めたのだ。
日「アーサーさん、実は私達、“化け猫”と云う妖怪でして」
英「ば、バケネコ…!?!?」
流石にちょろい眉毛もこんな嘘が通じる筈が無いだろう。国の化身が居るのだ、妖怪は居ても可笑しくは無い。が、だからと云って今迄国だった私達が妖怪と云うのは鼻で木をくくるような話だ。
………が。
英「そ、そうだったのか…ッ。
悪い、今迄気付かなくて…ッ」
((う、嘘だろおおおおおお…))
信じじゃった!!!信じじゃったよコイツ!!!
日「いえ、構いませんよ。
……して、明日Aさんの家に出向く、と聞いたのですが」
英「ん、ああ。上司がな、Aの上司に話したい事が有るんだと。
だから手土産にスコーンをと…あ、べ、別にAの為じゃねえからな!!
上司が如何しても持ってけって云うから…!!」
『あ、そう云うの良いから』
英「…ばかぁ!!!」涙目
仏「ねえイギリス、思うんだけど猫にスコーンはヤバいんじゃないの?」
英「はあ?なんでだよ。
つーか、何でお前はネコミミ付けてて違和感ねえんだよ、気持ち悪ぃ」
目に毒だろうが、と白目にしてフランにつっかかるアーサー。確かに違和感ない。まあ多分、慣れだよ、慣れ。
仏「だからあ、スコーンは猫にやるもんじゃないでしょ、って」
西「まあ俺らからして、何や硬そうやなあ、思うし」
普「猫は繊細だからなー、ケセセ」
中「お前のスコーンだと余計ある」
英「おい待て最後のやつ如何云う意味だゴラ」
日「ま、まあまあ、落ち着いて下さい。
その、大変申し訳ないのですが…すこーんは流石に猫には苦しい、と云うか」
英「…判った。別の物を用意する」
おお!!まじか!!
その後、アーサーとは生徒会の仕事がある為別れた。
や、ま真逆本当に諦めてくれるとは。びっくりだ。案外鼻でも木をくくれるものだ。
私達は猫耳と尻尾を外して解散した。
「あ、バチカーン、イギリスから手土産貰ったけど……お前何、猫飼ってんの?」
『は?』
貰った手土産は。
──猫じゃらしと、キャットフード…
この後凄くアーサーに謝った。
…………
蒼宙様、リクエストありがとうございました!!
遅くなって済みませんでした!!!!
あくゆーとりょこーとわたし─1(wakana0503様リク)→←あくゆーとどっきりとわたし─2
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桜葉 - またリクエストさせてください!悪友にテストを受けて欲しいです!お願いします! (2018年2月17日 23時) (レス) id: e19bf62fb6 (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - ペココさん» 了解です!!リクエストありがとうございました!! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
ペココ - リクエストよろしいでしょうか?悪友の髪型をいじって欲しいです!よろしくお願いします! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 6ebaf1d346 (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - 桜葉さん» ありがとうございます!遅くなってしまってすいませんでした(^_^;)これからもよろしくです! (2017年12月3日 11時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
桜葉 - 斑杏さん» ありがとうございました!!凄く可愛かったです! (2017年12月3日 11時) (レス) id: 1b9c315117 (このIDを非表示/違反報告)
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