英国紳士の妹は名探偵！【名探偵コナン×APH】

１４P:故人-Deceased- ページ15

池｢…やめなさいよ、敦子の話は｣

綾｢ち、知佳子…｣

音の音源は知佳子さんだった。

我に返った知佳子さんは、静かに椅子に座る。

池｢折角忙しい中、羽を伸ばしにここへ来てるのよ。
２年前に死んだ人の事なんか言わないでよ！｣

綾｢ご、ごめん……｣

なんとなく、なんとなくだけど、何かある気がした。

綾｢すぐに夕飯作っちゃうから、皆何かしてくつろいでて…;;｣

高｢じゃーボク、やりかけの屋根の修理やっちゃうよ。
天気予報で夕方から雨が降るって言ってたし…｣

そう言って高橋さんはかけていった。

ガタッ

角｢お、おい、どこ行くんだよ知佳子？｣

池｢散歩よ、散歩｣

そう言って外に出る知佳子さんを角谷さんは必死に止めようとするが、知佳子さんは聞く耳を持たなかった。

そして二人が出ていった数分後、雨がポツリと降り出した。

毛｢あーあ、やっぱり降ってきちゃった｣

『これじゃあ折角の緑が台無しだね…』

蘭達と窓の外を眺めていると、園子が話しかけてきた。

鈴｢ねぇねぇ蘭、A！ちょっと彼、いいと思わない？｣

毛｢え？｣

園子が指差す先には、煙草を蒸して外を眺める太田さんがいた。

『ああ…太田さんの事かい？』

鈴｢そうそう、なんかクールでカッコよくて…
私すっごいタイプー！｣

毛｢そーお？｣

江｢(そーかねー…？)｣

『いや…あの、ロングヘアーの時点で大嫌いな奴を思い出すから無理だな……』←

英｢ああ…アイツ殴りたくなってきた｣←

江｢(アイツ…？)｣

僕達がそう話していると、太田さんが話しかけてきた。

｢『え？』｣

大｢よかったら、オレと散歩でもしねーか？｣

鈴｢よ、よろこんで！！｣

しかし、彼の目当ては蘭だった。



(『流石蘭、モテるんだね』)
(英｢彼女美人だもんな｣)
(｢｢(ゆ、ゆるさん！！！)｣｣)

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