古椿の霊 ０２ ページ17
｢テメェ、なんでんなとこ居るんだよ｣
ごめんごめんと笑っていた
｢私の家がここらへんでね。
まさか爆発少年と一緒とは知らなかったが｣
ちら、と俺を見ながら俺の前を歩く。俺はそれが気に食わず、彼女を追い越すようにして歩いた。
｢雄英の教師は花と会話すんのかよ｣
｢出来る人はいるだろうな。
──私は花と会話していないが｣
｢は？｣
その言葉に立ち止まる俺を気にせず追い抜いた共遣は、間抜けな顔をしているであろう俺を見てくすくすと笑った。
｢いやあ、君の驚いた顔は新鮮だからなあ、とても面白い｣
｢バカにしてんのかテメェ…｣
｢まさか！だが面白いものは面白いだろう？
ああ彼女が君のそんな顔を見たら想いも消えてしまうかな｣
｢彼女なんかいらんわ！！｣
｢可哀想に…さっきの彼女が聞いたら泣いてしまうぞ？｣
｢ハァ？｣
さっきの彼女？
なんの話してんだコイツ、頭トんでんのか？
思い出そうとしても、共遣が椿と会話していたこと以外思い出せなかった。だがふとそこで昨夜のことを思い出す。
�猝爾�いないのに娘がいるような口ぶり��
…まさか、いや、流石にそれはねえ…よな？
�犖沈��瓩�存在する世の中で、何が起こってもおかしくないこの世界。一概に違うとは言えなかった。俺のそんな思考を読み取ったように、共遣は笑う。
｢そう、世の中は否定出来ないことばかりだ。
全てを疑ってかかることこそが人生だよ…存在しない、そんな考えを捨てても損はしない｣
やけに綺麗な笑顔。
その笑顔は、普段の胡散臭い笑顔ではなかった。
それは、�爐修譴�事実である�瓩噺世辰討い襪茲Δ世辰拭�
放課後になって、草野のじいさんの家の前を通る。と、椿の下に一人の女が佇んでいた。黒地に鮮やかな椿の花があしらわれた浴衣に身を包み、少し浮世離れしたような微笑みを椿に向けていた。
見ねえ顔だな…まあどうでもいいか。
そう思い通り過ぎようとした時、女は急に呻き声を上げ蹲った。
｢？！？！は、｣
｢う…うぅ…｣
息も荒く、俺は見過ごせずそいつに駆け寄った。そしてそこで小さな声が聞こえた。
｢まだ…まだダメ…｣
まだ、ダメ…？
まだ死ぬのはダメって事か？
いや、まずこいつをどうするかだな…。
家に連れて行こうかと思ったが、動かすのは良くないかもしれないと思い、草野のじいさんの家の塀にもたれかけさせた。
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ちょこもち - リクエストです！雪女でマイク先生、よろしくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年9月2日 19時) (
レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
ruki(プロフ) - リクエストなんですけれど、ぬらりひょんをお願いします!! 飯田君がいいと思うんですよ!! (2019年2月8日 11時) (レス) id: 9e70f2105a (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - 智さん» ああぁすいませんんん！！お気に召していただけたようで何よりですうう！！リクエストありがとうございましたああ！！ (2018年6月30日 18時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
智 - 更新ありがとうございますぅぅぅぅ!!そして思っていたよりめちゃくちゃ面白いです!! (2018年6月24日 0時) (レス) id: f95649cda1 (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - 智さん» 申し訳ありません、色々ドタバタしていて…書き出しますのでもう暫くお待ちいただければと…！！！本当に申し訳ありません！ (2018年6月4日 16時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
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