俺の天使〜佐野玲於〜second

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次の日。









玲於｢ほらつかまって｣


A｢ありがとう｣


玲於｢今マネさんくるからちょっと待ってね｣














こいつ、昨日から体調がすぐれないみたい。


んでOFFなのに悪いんだけど


俺免許持ってないから


マネさんに車出してもらって病院に行くとこ。









玲於｢あ、きたきた｣


A｢う、うん｣


玲於｢頑張って｣









マネ｢ついたよ〜、俺はここで待ってるね｣


玲於｢はーい｣


A｢ありがとうございました｣


マネ｢お大事に｣









病院の前でおろしてもらって


2人で病院の中に入る。









A｢うわ病院のにおい｣


玲於｢そっかおまえ病院嫌いだもんな｣


A｢うん。においからして嫌だ｣


玲於｢まず今は頑張ろ？ね？｣


A｢注射とかないよね…？｣


玲於｢さあ、どうだろうねぇ｣


A｢ああ帰りたい〜｣









子供かよ、こいつ。


この年になって注射嫌だとか


考えらんねぇ。









はやいけど幼稚園はもうやめて


専業主婦になってくれたから


キツい仕事はもうないからいいけど


でも風邪で辛そうなのは


見てる俺でもキツい。









看護師｢佐野さん、佐野Aさーん｣


A｢はい｣


玲於｢ほら腕貸して｣


A｢ありがと｣









看護師｢いい旦那さんですね｣


玲於｢いやまだまだですよ｣


A｢はいっすごくいい旦那さんです！｣


玲於｢うるせ、ほら入るよ｣


A｢はいはい｣









なんだ、元気じゃんってくらい


得意気に自慢しちゃって。








照れんじゃん。









Aだっていい奥さんだわ。









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