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your side
さっき、玲於とすれ違ったの。
でもあの女の人が忘れられなくて
玲於はなんにも悪くないかもしれないのに
ひどいこと言っちゃった。
(今からおばあさん=おば でお願いします)
おば「あら、どうかした?」
A「いえ、大丈夫です」
おば「そう?悲しそうな顔してるけどねぇ」
A「大丈夫ですよ」
おば「悩みは誰かに言わないとパンクしちゃうよ」
A「実はですね………………………なんです」
おば「そうかい!さっきのお兄さんはあなたの彼氏さんなのね」
A「まあ、はい」
おば「それはねあなたも彼も悪くないと思うよ」
A「…」
おば「浮気かもしれないけど、彼はあなたを見る時、すごく愛おしい目で見てた。私は浮気じゃないと思うなあ。すごくいい人そうだったしねぇ」
A「本当にすんごい優しいんですよ。ひとつの事に一生懸命で、真剣な表情も笑顔もかっこよくて」
おば「ほら、あなたも彼のこと話す時、愛おしい目で見てるよ。気持ちは同じ。ちゃんと話すんだよ」
A「はい!ありがとうございました」
おば「じゃあ、私はここだから。末永くお幸せにね」
A「おばあさんもお身体に気をつけて」
ちゃんと話さなきゃ。
でも今日、玲於いないし。
どこに泊まろう。
玲於………
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あいか - 続き読みたいです〜 (2017年3月15日 18時) (レス) id: 6ecbb023cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サノツカ | 作成日時:2017年3月14日 21時