自販機 ページ11
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「A...？」
『ん？あれ、轟くんじゃん。そんなところにつっ立ってどうした？』
「お前こそ、自販機の下覗いてどうした」
『500円落とした』
10円とかならともかく、500円は結構デカイ
じゃあ10円を落としたら拾わないのかだって？
え、拾うに決まってるじゃん
「500円がそんなに大切なのか？」
『うん、そりゃ轟くんみたいな金持ちには分からないでしょうね〜』
「じゃあ俺がお前に500円やればいいのか？」
『何故そうなる』
皮肉を込めて返したつもりが天然で返された
何なんだコイツ
『それにしても、何処に転がったんだろ』
顔を床にくっ付けてよーく探す
「A、青色の下着が見えてるぞ」
『腰の辺りがスースーするからそんな気はしてたけど色まで言う必要無くね？』
一度体を起こしてズボンを上げる
そしてまた探し始めると
『ん？なんか反射して光ってる物がある』
見る角度によって反射する何かを見つけた
「見つけたか？」
『うん、それっぽい物は見つけたんだけどさ、
何で轟くんは人の上で普通に飲みもの買おうとしてるのかな？』
「ここは飲み物を買う場所だろ」
『そうだったコイツは話が通じない奴だった』
さっさとお金拾って自室に戻ろう
そう思って自販機の下に手を突っ込む
『...あれ、この500円なんか移動してる気gｷﾞｬｧｧｧｧ!!!!』
ｷﾗｷﾗの正体、Gでした(爽やかな笑顔)
...じゃねぇよ！
虫は無理なんだよｫｫｫｫ!!!!!
ﾋﾟｯ ｶﾞｺﾝｯ
私が騒いでても見向きもしないで呑気にジュースを買ってる轟くん
自分の足の間に困ってる女が居たら助けろよ！
『と、とと、轟!!!ジュース買ってないで助けろ！』
「ジュースじゃねぇ、緑茶だ」
『いちいち細かいこと気にしてんじゃねぇよ！』
ホントはこのまま頭上げて貴様の息子を頭突いてやっても良いんだぞ！？
...まぁ、
轟の反応が怖くてそんなこと出来ねぇけどな！
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まえだ、だ。(プロフ) - 最後どちゃくそ面白かったです笑笑斬新っすね (2022年7月10日 18時) (
レス) @page26 id: 9d919bb19b (このIDを非表示/違反報告)
zero(プロフ) - めっちゃ笑ったｗ丁度お笑い番組やっててよかった (2021年6月19日 22時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 爆笑するしかないよねｗ (2020年5月21日 14時) (レス) id: cca091ad1c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - なんて言うか…終わり方www (2019年2月13日 17時) (レス) id: 700fd05240 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 大爆笑しました！面白かったです！ところで、この作品はもう完結なんですか…？？ (2018年8月23日 13時) (レス) id: 85d9027f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなっぴー | 作成日時：2017年8月27日 9時
