#2 拝啓、人を信じぬ貴方へ ページ8
週明けの教室は、
いつも通り...ではなかった。
私からしたら、美月達がやってること普通に接してると思えない。この前まであんなボロカスいってたのに。
筑波:「笑」
江波:「なんで笑ってんの?(笑)」
筑波:「あぁ、イヤホンでお笑い聴いてた。笑」
西野:「そうなんだ。可愛いな〜♪」
危な〜
今、絶対美月ヤバい顔してた。
私達のことを笑ってんのか?みたいな
星崎:「セーフだね。笑」
筑波:「危なかった〜」
さて、今日は何が起こるかな?
. . .
特に何も起きなかった。
星崎:「つまんな」
筑波:「ほんと」
星崎:「あ、俺帰るね!今日はみたい映画があって...」
筑波:「ん。バイバーイ!」
暇だなぁ〜
教室誰もいないし。
ガラッ
阿久津:「あ」
筑波:「うぉ」
か、帰ろ〜
席を立って横を通ろうとすると...
阿久津:「昨日、大丈夫だった?先生に呼び出しされてたの。」
筑波:「...あんたに関係ない。」
ガラッ!
阿久津:「いつから、あんな...」
あぁ〜、なんであんなこと言ったんだろうー?最悪だし。
鵜久森:「あの、東風谷さん!」
東風谷:「ぁ」
鵜久森:「その、」
生田:「東風谷、帰ろ。...え、何?まさかこの前言ってた、一緒に帰るってやつ。」
鵜久森:「いや」
生田:「悪いけど、東風谷うちらと帰るから。」
かわいそー
人は苦手なんだけどなぁ。ああいうとこ見るのはもっと苦手。
筑波:「ねー」
鵜久森:「っ!筑波さん」
筑波:「帰ろ。」
鵜久森:「え?」
筑波:「正門でて右?だったら、正門までになっちゃうけど。私、左だから。」
鵜久森:「えっと...」
筑波:「はぁ。今誘ってるから、来るか来ないかはあんたがする行動次第だよ。」
すると、黙って...
でも笑顔で私のとこへ来た。
筑波:「自分で行動できたじゃん。第一歩だね。」
鵜久森side
優しい。
前よりかは、早めに彼女の優しさにふれることができた。
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作者名:てぃーちゃー | 作成日時:2023年8月22日 23時