【呪術廻戦】なるほど！呪術師はクソってことか！【僕のヒーローアカデミア】 (ページ4)

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「護衛任務ゥ？？」

呆れたように五条先生にそう問うたのは野薔薇だ。そうだよね、野薔薇はちょっと涙目だったもんね。やだ可愛い。

「高菜？明太子？」

「護衛対象？あー確か·····」

ゴソゴソと職員室の机を漁ると、そこからホッチキスで止められた紙の束を出した。

「これ読んだら分かるよー」

「マル秘って書いてあるんだけど」

その資料の内容をざっと纏めるとこうだ。

Q、護衛対象は？
A、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒。B組は別のものが担当するンゴ。

Q、護衛の目的は？
A、A組を狙うヴィランと手を組んでいる呪詛師が居るっぽいから。

Q、期限はいつまで？
A、呪詛師捕まえるまで♡

Q、どこで護衛を？
A、生徒として護衛だぴょん。

Q、任務は？
A、モチロンこなしてね？

·····である。

「私を過労死させる気かな？」

「かもね〜」

爪を弄りながらあははと笑う五条先生。あははじゃないだろ。こちとら一応生徒なんだが？？？

未成年時代からブラック企業に勤めるとか泣きたくなってくるわ。

「てかなに、お前高一って設定なの？」

覗き込んできたパンダが1年という所を指さす。

「うわマジじゃん」

「まあお前平胸だから大丈夫だよ」

「今夜はパンダ汁かな」

「ごめんなさい」

「呪術師ってこと明言しちゃダメなんですか？呪詛師から護衛するってことは、ある程度生徒の前で戦わなきゃですよね」

パンダのお腹に乗りながら、パラパラと紙をめくり五条先生に質問する。

「呪術師の存在をヒーロー、非呪術師に伝えることは、言わば呪いの存在を伝えることと同じだよ。
呪いの見えない彼らにそれを言ったとして、Aに何のメリットがある？」

指を組みながら目隠し越しにこちらを見つめる五条先生。ぬぬぬ。確かに。

「ま、仮に呪詛師と戦っても、誤魔化せるっしょ」

目隠し越しからでもわかるアホ面を晒した五条先生に紙の束を投げつける。無限で弾かれたけど。

「てか何で私なんですか？もっと適任者いたでしょ」

「Aが適任だよ。師匠の僕が1番知ってる」

久々の師匠ズラに動きが止まる。うわ、これって。

「··········1級以上の任務ってことですか」

「うん、そうそう。よろぴくねー」

「話し方がウザイです。やり直し」

やり直してくれたかって？する訳ないじゃんね。