09話 ページ10
DS…ダンスの先生
・
入所して１ヶ月が経ち、真夏の太陽が俺たちをより一層苦しめた
俺はみんなについていこうと、一生懸命頑張った
歌は元々好きだったから教えてもらえればすぐに吸収ができたけど、ダンスは初めてだったため、全然と言っていいほとダメだった
DS「A！みんなと振りがあってない。それにリズムもバラバラ。もっとこうやって力を抜いてから＿＿」
ダンスのレッスンでは毎回注意を受ける。
その度にレッスンが止まるからみんなにも申し訳ないし、何より自分がいちばん悔しい。
どうしてこんなにも出来ないんだって。
事務所でできた友達は、”初めてなんだからしょうがない”そう言うけど自分では納得いかない
アイドルとしてデビューするって決めたのに
これじゃあデビュー出来ない…
だから俺は、夜になると、こっそり宿舎から抜け出して、練習室で練習をするようになっていた
そして今日も抜け出してきた
けど、練習室に明かりが灯っている
先客かな？
少しの好奇心と共に、こっそり中をのぞいてみた
ドアの隙間から見えるそのダンスは、誰がみても圧倒されるようなものだった
キレキレのダンスを踊ったかと思えば、なめらかなダンスを踊り始める
次の行動が予測できないダンスに、引き込まれるような感覚になった
次第に、もっと見たい、もうちょっと、と練習室のドアはどんどん開いていき
ついには、全開してしまった
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nakariko(プロフ) - bfjhfさん» 読んでくださり、ありがとうございます！返信するのがかなり遅れてしまいました、これからもよろしくお願いします！ (2022年2月17日 7時) (
レス) id: 93b0733372 (このIDを非表示/違反報告)
bfjhf - 続き楽しみにしています！ (2022年1月20日 21時) (レス) @page13 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
nakariko(プロフ) - メウさん» 返事遅くなってすみません、、そして、ありがとうございます！！そう言っていただけて、嬉しいです (2021年9月24日 17時) (レス) id: 93b0733372 (このIDを非表示/違反報告)
メウ - すごく面白いデェス。。。 (2021年9月23日 16時) (レス) @page5 id: c1b6171b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きろ。 | 作成日時：2021年9月23日 9時
