霧崎第一共作（ゆづき＆猫＠猫）花宮真 (ページ8)

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下衆と悪童と証言と（５話）ページ8

～in放課後～

さぁて…体育館の倉庫……見に行くか…

まぁ体育館にいた人達には「部活見学しにきた」って言えばいいし…

ガラッ))

あら～やっぱなんかやってるよ部活…＿＿＿＿＿＿＿バスケ…か。

……ん？なんかあの男どっかで…？

花「Aさん？」

A「……おわぁっ！？さっきの！オ、オタ…ッ！」

あれ、今何言いかけた？オタ？なんか自然と出ちゃったんだけど…

花「どうしたんですか？あ、もしかして部活見学とか？」

A「ヘ？あ、ああ、はいはい！そうなんです！はい！」

花「そうなんですか、どうぞ、ご自由に見学していってください(ニッコリ)」

…なんかこの男初めて見たときから思いつつあったんだけど…

A「…悪臭の匂いがするなぁ」

花「え？」

A「あ、いえ、なんかあなた見てると悪臭…略さず言うと

　悪童的致命下衆悪臭(あくどうてきちめいげすあくしゅう)…がするんですよね…」

花「……」

？「……ぶふぉぉッ(笑)」

A「＿＿＿って言ってる場合じゃないッ！

倉庫倉庫…って…あ、じゃあ適当に見学してますんでそれでは！」

花「……ちょっと待て」

A「～～～なんですか、もぅ！早く倉k…見学したいっていうのにッ！！」

私が憤慨すると、オタ的な男はものすごい形相でこっちを睨んだ

花「…お前それがさっき親切に学校案内してやった奴に対しての言葉か、おい？

なんだよ悪童的致命下衆悪臭って。失礼にも程があるぞ？敬うって事を

お前の脳内に叩き込んでやろうか？」

A「……ふおぉお…あなた天才ッ！

さっき言った悪臭の略称を１文字も間違えないで言ってる～(◉∇◉)/」

花「はぁ！？お、お前人の話ッ！！」

？「は～いストップ～花宮ストップ温暖化～」

ばきっ！(アンダーライドショット)

？「うげっ”！？…＿＿＿＿っとAちゃん…だっけ？

ごめんねーうちの主将さんが…でもすごいね君。花宮を一目でそう見分けるなんて！

見学？いいよいいよーそれよかもう君バスケ部入っちゃって？」

A「はぁあ？い、いやそんな時間無いし…っていうか私行きたいところが…」

？「え？バスケ部の見学じゃなかったの？」

A「はぁ……はぃ。実はその…体育館…の倉庫…を」

？「倉庫？」

A「…私の家にしようか、と」