愉快にはじめまして ページ4
翌日。
相澤先生に言われた通り私はヒーロー科の人命救助訓練について来ていた。
先生によると人命救助訓練に何か怪我をしたら治すものが必要らしい。リカバリーガールは出張らしく、私の個性が必要のこと。
「すっげー!!USJかよ!!?」
「水難事故、土砂災害、火事……etc.、あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場です。
その名も……
13号先生がそう言った。先生かわいい。
「スペースヒーロー「13号」だ！
災害救助で目覚しい活躍をしている神秘的ヒーロー！」
「わー私好きなの、13号！」
「かわいい」
A組の子に混じって13号先生の登場にはしゃぐ私です。
「てか、誰よ!?」
「A組の皆さん、はじめまして。私、普通科の操作Aです！相澤先生に呼ばれてやってまいりました！」
「普通に可愛いじゃん！」
「ごめん普通はやめて。せめて美少女にしてね☆」
引いてない！心操くんみたいに引いている人が少ない！嬉しいよ！
「操作、うるせえ」
「すみません、隊長！」
「頭潰されてぇか？てか、会って2日で馴れ馴れしいな」
「先生、私実は……人見知り何です！」
「嘘つくな」
てへ。バレちゃった！
「えー、始める前にお小言を一つ二つ…三つ…四つ…」
増えてるよ、数。
「皆さんご存知だとは思いますが、僕の“個性”は【ブラックホール】。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その“個性”でどんな災害からも人を吸い上げるんですよね」
「ええ…しかし、簡単に人を殺せる力です。
皆の中にもそういう“個性”がいるでしょう。超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。
しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる“いきすぎた個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい」
「相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。
この授業では…心機一転!!人命の為に“個性”をどう活用するかを学んでいきましょう。
君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。助ける為にあるのだと、心得て帰って下さいな。
以上！ご清聴ありがとうございました」
13号先生の言葉に拍手がかう。
「そんじゃあまずは…」
相澤先生が話を進めようとした時、それは奇しくも現れたんだ。
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ユウ(プロフ) - まるさん» 教えて下さってありがとうございます！ (2018年9月23日 17時) (
レス) id: 7b0be6fb89 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認ください。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月23日 17時) (レス) id: 799fd80b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2018年9月23日 17時
