[ヒラ]それが愛だというのなら[無情淘汰] ページ10
小さい時、父さんに言われた
「ぎゅって抱きしめて、あったかいだろ？それが心地いいと感じたらなあ、それは愛なんだ。」
その話をするとき、必ず僕を抱きしめた。優しく、割物を扱うように。
その話をされた時、僕は決まってこういった
「それが人のだって言うの？」
そう聞くと父さんは少し迷って呟いた。
「まあ、君は人間じゃないからわからないかあ」
・ ・ ・
僕は存在してはいけないモノだった、人に顔を合わせてはいけないモノだった。
それでも僕の「父親」と名乗る人間は僕を大事にしてくれた。
ある日僕は人間に殺された、銃でゆっくり、何発も。
･･･ここはどこだろう、真っ暗な空間に僕一人がぽつんとスポットライトをあびている。周りを見渡していると目の前からも光があふれた。
どうやら何個かのスポットライトが作動したらしい、スポットライトをあびているのは一人の女の子だった。
「やあ、会えて光栄だよ！私の名前はA、今から君を罰する者だ」
「へ？」
僕が首をかしげると「おや、説明が済んでいなかったようだね」と言い手を広げ得意げに喋りだした。
「ここは死後の世界だ、君は死ぬ直前裁判にかけられた。君は一つ『わるいこと』をした。君の存在を否定せずに愛してくれた父親の体温を感じることができなかった。これは君の最大の罪だ」
僕はなんとなく理解してこくんと頷いた。
「チャンスをやろう、君はこの人生を嫌というほど繰り返す、輪廻する。その間に少しでも父親を愛せ、心から。そしたら君には『普通』をあたえる。」
僕は少し不思議に思って手をあげた
「ね、君は僕のことを愛してくれないの？」
・ ・ ・
ごめんよー、初海いってたよー
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サドちゃん(プロフ) - ゆず。ぽんずさん» こちらこそ！わざわざレスで丁寧に返していただき、ありがとうございます！ (2016年9月10日 8時) (
レス) id: 5ed77c5089 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず。ぽんず - サドちゃんさん» あ、えっと凄い好きってことです！！わあああってなるくらい好きで...！すみません、私の文字不足でした..!わざわざレスありがとうございます！ (2016年9月10日 0時) (レス) id: b0df378bb8 (このIDを非表示/違反報告)
サドちゃん(プロフ) - ゆず。ぽんずさん» 返信遅れてすみません。わあああってなってわあああ……？とりあえずありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年9月8日 20時) (レス) id: 5ed77c5089 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず。ぽんず - コメント失礼します！お二人の書かれる小説が大好きです！無情沙汰さんのシリアス系とか本当大好きですし、サドちゃんさんのMSSPがわあああってなってわあああなので頑張って下さい！！良ければお友...あ、いえ何も言ってません！頑張って下さい！！ (2016年9月7日 21時) (レス) id: b0df378bb8 (このIDを非表示/違反報告)
サドちゃん(プロフ) - しもゆーさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年8月28日 12時) (レス) id: 5ed77c5089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーム『Friend of salmon』 x他1人
作成日時：2016年8月6日 19時
