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田中 ページ9

「あれ、悟。田中さんは?」


「んぁ?今日は任務だから来ねぇって。」


田中が3人組の日常に溶け込んで1週間。


彼女が悟のそばにいないことは珍しかった。

いや、悟が田中さんのそばに、かな??



悟が無言で携帯をいじる。



「何を見てるんだい?」


「メール。センター問合せしてる。」



そういえば田中さんとよくやり取りしてるって言ってたな。
センター問合せとかどんだけ待ち望んでるんだ、、。


「あ。」
「ん?どうしたんだい、悟」



「帰りは明日の夜だって。」


と言ってメール画面を見せてくる。
そこには田中らしく、



【帰りは明日の夜っす!帰ってきたらちゃんと報告しに行きますよ!】


と元気に書いてある。




「………あ、田中?」


「ん?」


悟が田中に電話をかけているらしい。
急に電話をするなよ、驚くだろ。



「今日の夜帰ってこいよ。先輩命令だ。じゃあな。」



えっ、と声が聞こえた。
それが聞こえながら悟は電話を切る。


「…悟、あんまりいじめてやるなよ」

「後輩ってそういうもんだろ。」




自分がやられたら怒るくせに。

田中→←田中



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作者名:肺の燻製 | 作成日時:2023年10月29日 21時

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