田中 ページ22
ーーー七海・灰原 土地神遭遇まであと3時間。
ーー
ー
今日は田中は休みだそうで。
加えて、灰原、七海も任務でいない。
1年の教室は静まり返っていた。
そして、大好きな1年が居ない五条も一際静かだった。
ーーー
ーー
ー同時刻 田中
『ここっすか〜??土地神さん。』
建物侵入を確認。
ーーー
ーー
ー時同じく七海・灰原
「さて、そろそろ行きますよ。」
「七海準備早い。」
焦る灰原に、呆れ顔の七海
「置いていきますよ。」
ーーー
ーー
ー七海・灰原 土地神遭遇まであと2時間。
田中
『うわ、元気っすね。
そんなに攻撃してこないでくださいっすよ。』
土地神の攻撃をかわし、空中へ。
『
それは天へと伸びる大樹を生む豆。
まず足場を作りたい、そして叶うなら土地神の足場を崩したい。
そう考えた田中はジャックと豆の木より、牛と交換した豆を発現させた。
そして豆を地面に向けて投げつける。
『頼むっすよー!!』
田中の願い虚しく、足場は崩れなかったが
自分の足場はできた。
『無理っすか〜』
田中は大きな葉っぱの上で考える。
なにか打開策はないか。
しかしそんな悠長に考える時間はない。
相手は土地神。
攻撃を辞めてくれるわけは無い。
『んんんんんんん』
解けかけたマフラーを後ろにまわし、考える田中。
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作者名:肺の燻製 | 作成日時:2023年10月29日 21時