とらじゃの中の紅一点！＃２

〇 昔のこと ページ33

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【このお話は辞めジュが出てくるので、" 思い出したくないな " などと感じる方はお控えください。】



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2018.11.30









共に頑張ってきた7人の仲間の退所が発表された。









ファンの方々と同時に知った私は動揺が隠しきれなかった。









Love-tuneの中には1人で辛いときに助けてくれたメンバーも居たから。







" 置いていかないで " って思ってしまった。








退所の発表があってから何日か経ったあと、未だ連絡すらできていない私の元に一本の電話があった。









スマホを手に取ると、そこに表示されていた名前は《森田美勇人》だった。









「もしもし、....。」









森田「A？元気にしてる、？」









「元気なわけないじゃん、」









森田「そっか...。先に報告できなくてごめんな。」









「美勇人くんは悪くない、」









美勇人くんは、トラビスに新加入した私にダンスを手取り足取り教えてくれた。









他のメンバーには内緒ね？って言いながら。









トラビスのメンバーと同じぐらい、私の大きな味方だった。







だからこそ、今回の発表が本当に辛かった。苦しかった。









「美勇人くんは大丈夫....？」









森田「大丈夫だよ、俺は。また会おうね、連絡取れなくなるわけじゃないからさ。」









美勇人くんの声は震えていて、もしかしたら泣いてたりするんじゃないかって思った。









「今までいっぱいありがとう、....ございました。」









森田「最後の最後に敬語に戻るのやめろよ、笑」









「最後じゃない！！！」









森田「ごめんごめん、そうだよね 笑 Aのダンス、めちゃくちゃ好きだからこれからも頑張ってね。」









「ありがとう、大好き。」









森田「ふはっ笑 俺もありがとう。」









「じゃあね、またいつか。」









森田「すぐ会えるよ。」









通話終了の合図である虚しい音が流れてきた。







未だ本当に彼らとお仕事が出来なくなることが信じられなかった。







美勇人くんはもちろん、




安井くんも



真田くんも



諸星くんも



顕嵐も



怜央も



萩谷くんも









みんな大好きだから。









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【 作者の気分で白咲ちゃんの過去を急に振り返ってしまいすみませんでした(T^T) 】

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