打ち合わせ ページ30
中村side
初めての男の人の家…。
そうゆうことか。今気づいたよ、杉田。
だから、杉田は一応俺に聞いたわけね。
田中さんの初めての男の人の家が杉田かぁー。
俺の家が初めてが良かったな…。
まぁ、後悔しても仕方ないんだけど。
中村｢…打ち合わせしようか｣
テンションは下がる。
目に見えてテンションが低くなる俺に杉田は気づいたようだ。
すると、田中さんに聞こえない声で言ってきた。
杉田｢…なんかゴメンな」
中村｢いいよ…別に」
本当はこのまま杉田の家に居るのは癪だが、田中さんは嬉しいそうだから仕方がない。
リビングに入り、いつものL字のソファーに腰掛ける。
ずっと周りをキョロキョロしていた田中さんも俺が座ったのを見て、俺の隣に座った。
田中｢ソファーふかふか！｣
杉田｢そう？ありがと。…2人ともお茶でいい？｣
田中｢あ、はい！ありがとうございます！｣
ソファーふかふかね…俺んちの方がふかふかだよ！！
と、どうにもならない対抗心燃やしても仕方ないよな。
俺が変な感情でヤキモキしていると、3人分のコップとペットボトルのお茶をもった杉田が入ってくる。
杉田｢ごめん。これしか無かった｣
中村｢エンカウントみたいで良いんじゃない？｣
杉田｢それは体のいい言い訳だな笑｣
中村｢じゃ、打ち合わせする？｣
田中｢あのー…打ち合わせって何するんですか？｣
中村｢んーと…田中さんはどうゆう系のゲームが好きなの？｣
田中｢えー、そうですね…RPG系ですかね」
杉田｢中村もRPG系好きだよな｣
中村｢そーだね。比較的ね｣
杉田｢乙女ゲームとかはしないの？｣
田中｢んー、全くしないですね。あ、でも、『Side Kicks！』は気になります！」
杉田｢はは、ありがとう。ぜひ、やってよ」
田中｢ストーリー面白そうですよね」
中村｢もしかしてシナリオ好き？…俺と同じだね｣
杉田｢だな。中村くんストーリーがいいゲームにうるさいから笑…田中さんはエンカウントでやりたいのとかある？｣
田中｢お2人とゲーム出来るなら何でもいいですよ！｣
くそ、可愛いこと言うなぁ。
お世辞だろうけど、本音ならいいなと期待してしまう。
が、そこで俺の携帯が喧しく鳴った。
今可愛いところなんだ。無視だ無視。
という訳にはいかない。事務所からだ。
中村｢はぁ…ちょっと、ごめん」
一言言って、リビングを出た。
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ふぁくと(プロフ) - 悠衣さん» コメントありがとうございます！！そう言って頂き本当に嬉しいです(/ω＼)頑張るので、是非楽しんでご覧下さい！ (2017年3月29日 23時) (
レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
悠衣(プロフ) - とってもとっても面白いです!!この小説大好きです。エンカウント編も楽しみにしてます！ (2017年3月29日 22時) (携帯から) (レス) id: a5a3a00bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 蒼井憂雨さん» ありがとうございます(；▽；)このコメントを励みに頑張らさせていただきます！！ (2017年3月22日 13時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井憂雨(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年3月22日 12時) (レス) id: f7de849322 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 青宙先生。さん» 【ここからは直接脳内に】本当にありがとうございます。あなたのおかげでほかの読者にばれることなく、訂正ができます笑(超小声) 本当に丁寧な訂正コメントありがとうございました。(大声) (2017年3月20日 23時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉると | 作成日時：2017年2月26日 16時
