杉田の家 ページ29
中村side
じゃんけんは杉田が勝ち、俺が3人分の会計を払うことになった。
田中｢すいません。ご馳走になっちゃって」
中村｢田中さんは全然良いけど、杉田のパンケーキ代も払うのかぁ…」
杉田｢負けたの中村だからねー
中村｢はいはい。え｣
最近のパンケーキってこんなすんの！？
たっかいな。
ネチネチ言うのもかっこ悪いからカードでサッと支払いを済ませる。
パンケーキ代でガチャ何回できるんだろ…。
杉田｢本当に家来る？｣
田中｢私は行きたいです！笑｣
杉田｢中村は…いいの？｣
中村｢ん？いいけど、てか俺よく行くじゃん」
この時はまだ杉田が俺に聞いた意味がわからなかった。
それから俺たち3人はタクシーで杉田の家に行くことに。
杉田｢港区の〇〇まで｣
タクシーに乗り助手席に座った杉田が、家の住所を言うと運転手が頷いた。
田中｢本当に杉田さんも家近いんですね」
杉田｢そう。でも、中村が俺より後にあそこに引っ越したんだよ」
田中｢あ、じゃあ、中村さんが杉田さん追いかけたんですね笑」
中村｢おい、ちげぇよ。俺の家、元は親戚の家だったの！でも、もう出るからって言って俺にくれた訳｣
杉田｢あ、そーだったんだ」
田中｢羨ましいです。あんな大きい家」
中村｢そう？一人暮らしだと、広いんだよね。田中さんの家もいいじゃん、綺麗で。俺の家きったないからさ」
杉田｢な、ちょっと待て！中村、お前田中さんの家行ったの！？」
中村｢あれ、言わなかったけ」
杉田｢…聞いてない」
田中｢私が半ば強引に…笑｣
杉田｢ごういんに！？な、中村お前ナニしたんだよ！！」
中村｢お前が思ってるようなことは間違いなくしてねぇから安心しろ」
こいつ純粋な18歳の前でなんてこと言ってんだよ。
ほら、もう。
田中さん何の話かわかんなくて、頭に？マーク浮いてるよ。
中村｢ほんとにあの時はご馳走様でした｣
杉田｢ごちそうさま！？」
中村｢唐揚げな」
杉田｢……わかってたよ｣
そんなくだらない話をしてると杉田の家に着いた。
タクシーの運転手にお金を払い降りる。
杉田の家に入ると、いつもより少しだけ綺麗だった。
田中｢おじゃまします。うわ、めっちゃ綺麗ですね！｣
杉田｢そういやぁ昨日、親が来てて片付けたんだった。忘れてた｣
田中｢私、男の人の家行ったことないんでわからないんですけど、普通こんな綺麗なんですか？｣
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ふぁくと(プロフ) - 悠衣さん» コメントありがとうございます！！そう言って頂き本当に嬉しいです(/ω＼)頑張るので、是非楽しんでご覧下さい！ (2017年3月29日 23時) (
レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
悠衣(プロフ) - とってもとっても面白いです!!この小説大好きです。エンカウント編も楽しみにしてます！ (2017年3月29日 22時) (携帯から) (レス) id: a5a3a00bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 蒼井憂雨さん» ありがとうございます(；▽；)このコメントを励みに頑張らさせていただきます！！ (2017年3月22日 13時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井憂雨(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年3月22日 12時) (レス) id: f7de849322 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁくと(プロフ) - 青宙先生。さん» 【ここからは直接脳内に】本当にありがとうございます。あなたのおかげでほかの読者にばれることなく、訂正ができます笑(超小声) 本当に丁寧な訂正コメントありがとうございました。(大声) (2017年3月20日 23時) (レス) id: 7033e1dd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉると | 作成日時：2017年2月26日 16時
