サ ミ シ ガ リ ヤ【中村海人】

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待ち合わせ場所に行くと、



まだ10分前にも関わらず既に待っているうみくん。






酔っ払っててちゃんと見てなかったけど



スタイルいいし、小顔…しかもイケメン。





…えっ？ハイスペック過ぎん？？



なんか緊張してきた。





そんなことを思いながら、


うみくんの元へ行く。






『ごめんなさい〜！待ちました？』




｢あ、Aちゃん！待ってないよ、


…てか敬語になんないでよ！｣





『…あっごめんなさい、なんか緊張してつい。』




｢緊張？何、俺とご飯行くの緊張してんの？｣





『うん、酔っ払ってて気付かなかったけど


うみくんって結構かっこいいんだなって』





うん、本当に、かっこいい。



純粋にそう思う。






｢あ、そういうこと普通に言っちゃう？


それ、結構くるんだけど｣






『くるとは』





｢さーね、まだ教えてあげない、


もうお腹すいたから行こーよご飯。｣





『はあい。』






うん、難しい。






＊

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