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家に帰ってきたら、まさかの親に
「ちょうどいい所に!これ、
海斗くんの家に渡してきて?」
と言われ、スイカを海斗の家に持っていく。
いや、タイミングは良いけど!
心の準備が!まだ!
まあそんなこと言っても仕方ないと
ピンポンを押す。
「はーい、ってAじゃん!
って、これスイカ?」
『うん、貰ったからおすそ分け的な?』
「おー!さんきゅ!」
頑張れ、自分
『あのさ!夏休みさ!
いつもみたいに花火出来ないかな〜…??』
自分の心臓の音、やばい死にそう
「あー、花火?毎年やってるじゃん!
今年もやるだろ〜結構楽しくて好きなんだよね〜」
『そうじゃなくて!』
『海斗と、私、2人で……駄目、かな?』
驚いた顔をする海斗。
だけどすぐ笑顔に変わり、
「いいよ!やろう!」
と了承してくれた。
「よく考えたら、俺たち2人ってのは
なかったかもなあ。いつも親居るし!」
楽しもうな!と笑顔で言ってくる。
その笑顔、反則。
だけど、自分がどれだけ意識されてないか
わかってしまい、泣きたくなった。
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花梨(プロフ) - 遥さん» ありがとうございます;; 更新続けて出来ずすみません!少しずつですが更新頑張ります! (2020年10月18日 18時) (レス) id: 358ef2a43f (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - このお話大好きで更新楽しみにしてました!頑張ってください! (2020年10月18日 13時) (レス) id: 3701384456 (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - さとみさん» ありがとうございます!更新頑張ります〜! (2020年9月23日 17時) (レス) id: f1d9119847 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - 海くん可愛い♪更新楽しみにしてます。 (2020年9月23日 6時) (レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花梨 | 作成日時:2020年9月16日 3時