サ ミ シ ガ リ ヤ【中村海人】

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｢じゃあ、ごめんねA！


今度絶対埋め合わせする！！｣




『大丈夫〜！楽しんで来てね』





｢ありがとう〜〜…｣






そう言いながら小走りで行く。




なんだかんだ言って川島さんのこと大好きだよなあ







私はこの後何故かうみくんの家に行くので



心臓がドキドキしていた。




1回行ったけど！酔ってる時とは訳が違う…！







｢あ、いたいたやほ〜｣




『やっほー』





｢じゃあ行こっかあ｣







そうして歩き出す私たち。



やばい、こういうの慣れてないから緊張が…






｢…また緊張してるの？｣




少し笑いながら聞いてくる。






『当たり前じゃん、！こういうの慣れてないし…』







男の人の家なんてほぼ行ったことない、



行ったことあるのは海斗の家くらいだ。








｢ふーん、そういう所可愛いよね｣




『へ！？』






｢あ、ご飯のこと考えてなかった、


ねーAちゃんご飯作れる？｣






いや、さっきの言葉何！？


何事も無かったように話してますが、





『いや…まあ…人並みには…』



｢じゃあスーパー寄ってこ〜｣







Aちゃんのご飯だ〜とか言って


てくてく歩くうみくん。




いやいやマイペース過ぎやしませんか？







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