シェパードくんとインゲニウム ページ12
緑｢さすがに気絶してる…？っぽい？｣
轟｢じゃあ拘束して通りに出よう。なにか縛れるもんは…｣
『っは、…動く…個性の持ち主が気絶したからか…？』
緑｢い、狗猛くん大丈夫…！？｣
『、大丈夫、触るな』
緑｢あ…｣
『俺がヒーロー殺しを引く。轟も腕、怪我しただろ』
轟｢ああ、助かる。お前の怪我の具合は……｣
『なんともねぇ。かすり傷だ』
脇腹を押さえながら、ヒーロー殺しを縛る縄を引っ張る。
…血が、止まらねえ。
＿＿パシャッ
『？』
なんだ、今の音…どこから、
飯｢…3人とも…僕のせいで傷を負わせた。本当にすまなかった…何も、見えなく…なってしまっていた…｣
緑｢…僕もごめんね。君があそこまで思いつめてたのに全然見えてなかったんだ。友だちなのに…｣
轟｢しっかりしてくれよ、委員長だろ｣
涙を拭う飯田が、インゲニウムと重なる。
性格は真反対なのに、どこか兄の方と似ている。
『…おまえの憧れは、そんな顔なのか？』
飯｢…いや！｣
顔を上げた飯田は、やっと吹っ切れた顔をした。
グ｢伏せろ！｣
黄色い老人の声に、咄嗟にしゃがんだ。
目の前を、羽の生えた脳みそヴィランが、緑谷を掴んで飛び去った。
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課長封月X(プロフ) - 面白くてつい一気読みしてしまいました！シェパードくんの成長とか、闇を感じる部分が多くあって、文章の表現の仕方も大好きです！続編も待ってます！！！ (2022年4月10日 18時) (
レス) @page50 id: 160d503e2f (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続編おめでとうございます更新早くていつも楽しみにしてますっシェパードくんがちょっとずつ変わってきてるようで読み進めながらにこにこしちゃってます(笑)更新楽しみにしてます〜あ、けど無理はしないで下さいっ (2022年4月9日 7時) (レス) @page15 id: f8e0e8f1cf (このIDを非表示/違反報告)
リト - いつも更新早くて尊敬してます！続編おめでとうございます♧これからも頑張ってください☆ (2022年4月9日 0時) (レス) @page15 id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
..... - またまた続編おめでとうございます！毎日見てます！！ (2022年4月8日 23時) (レス) @page15 id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこぺん | 作成日時：2022年4月8日 17時
