一巻の終わり その2 ページ28
【その2】
「こ、このブブブレザー……ば、ば爆豪くんのだと思う……」
ガタガタと震えながら事実を伝える。
もうホント、少しでも動いたらブレザーに傷をつけちゃいそうで変に動けない。
……そういえば今日は朝からリレーして遊んでたんだけど、大丈夫かな(遠い目)
「え！？いつの間に爆豪とそういう関係に！？」
「彼シャツのごとく、彼ブレザーだな！」
「ヒューヒュー！」
「待って待って待って待ってほんとそういうのじゃない彼でもなんでもないまだ死にたくないぃぃぃ！！！」
なんで3人ともそんなお祝いムードなの。
私今生死を掛けてるんだよ？
クラスメイトが死にかけてるんだよ？？
爆破される未来しか見えてないんだよ？？？
死"ん"じゃ"う"よ"！！！？？？
「う"、うぅ……」
「え、な、A！？」
「A！？どうしたの！？」
「おいおい大丈夫かよ！」
「なんか怖すぎて涙出てきた……」
なんなら鼻水も一緒に出てきた。
汚いね。ごめん。
「爆殺待ったなしだよ……きっと、肉片が飛び散るくらい粉々に爆破されるんだぁー！」
「泣きながらそんなエグいこと言うなって」
「そして粉々にされたら証人も証拠もないから私の存在は元から無かったことにされて……」
「Aさん？ちょっと落ち着いて？？」
「影が薄いから居なくなっても誰にも気づいてもらえないんだぁ！ひーん！！……影薄だけに」
「最後ボソッと言ったね」
爆殺……痛いんだろうな。
「つか、そんな怖がる必要なくね？普通に間違えちゃったーって言って返してくれば良いじゃん」
上鳴……
キミはいつも爆破されまくってるんだからもう少し恐れても良いと思うよ。
「バクゴーは良い奴だぜ！」
そう言える切島くんがただただ良い奴。
さすが推し。
「そーそー！Aのことも気に入ってるだろうしね。全然大丈夫だと思うよ！」
「何処が！！？」
意義あり。何処をどう見て気に入ってると判断されたのだろうか。
「ほら、あと数分で授業始まっちゃうし行ってきなって！」
「え？一人で？私一人で！？死んじゃうよ！！？」
グイグイと背中を押され、歩くよう促された。
ちょ、こうなったら上鳴か切島く、
「じゃあその間Aを授業中に喋らせるための作戦練っとくわー」
「俺も手伝うぜ！」
「くそがァァ！！！(泣)」
味方なんていなかった。
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（ ＾ω＾） - 相手！!誰だ！！つーか作品面白いな！！付き合うことを前提に結婚しましょう！ (2022年11月24日 16時) (
レス) @page32 id: b6e4bb87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 相手誰だ?!上鳴か?!二人とも可愛いか?! (2022年9月5日 23時) (レス) @page32 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - 相手は誰なんだぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！やっべめっちゃ気になる！！A組女子の絆！えもい！！！好きです！！！((( (2021年8月29日 8時) (レス) id: 9562a43608 (このIDを非表示/違反報告)
ヤドナァ(プロフ) - 月の光さん» 再びコメントありがとうございます！そうです、まだ死んでは行けないのです影薄は！上鳴くんに授業中喋らせてもらってません！()愛してるだなんてそんな、畏れ多いです(照)でもとっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年8月15日 21時) (レス) id: 99f45828fa (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - 影薄ぅぅぅぅぅ4ぬなあぁぁぁぁぁぁまだっまだ皆がお前のこと授業中にしゃべらせてないじゃないかぁぁぁ← もうこの作品好きこえて愛してまs((殴 (2021年8月14日 18時) (レス) id: 9562a43608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤドナァ | 作成日時：2021年7月10日 15時
