派閥に囲まれた その3 ページ25
【その3】
「好きなもの……好きなもの……うーん」
「そんなに悩むもんか？」
「うん、特に思い当たらなくて」
趣味とかも特にないし……前聞かれたときもパッと答えられなかったんだよなぁ。
「お前何が楽しくて毎日生きてんだよ」
「人生楽しい？」
「そんな哀れんだ目で見なくても……」
べ、別に好きなことがなくても人って生きてけるし！
だから4人とも、その哀れみに溢れた目を止めてくれないかなぁ！？
「じゃあ質問を変えるわ！今欲しいものは？」
「欲しいもの……望んでることでも良い？」
「あぁ良いぜ！」
前のめりでガッツポーズを決める切島くん。
今、私が望んでることなんて一つしかない。
フッと笑い、カッコつけながら口を開いた。
「この場からの解ほ」
「却下」
「望んでることなくなりました」
「A……」
カッコつけて開いた口をすぐに閉ざした。
私ったら、モテモテなんだから〜もう！(白目)
「でも真面目な話、Aってマジで無欲だよな」
「よっ、真面目な話がクラス一似合わない男！」
「だァってろ」
「いたッ」
頭叩かれました。
それも結構良い音がしました。
……爆豪くん、(授業中の実技云々はともかくとして)プライベートで女の子に手出すとかマジ？？
「ちょっと爆豪くん！女の子はガラス細工のように繊細なんだぞ！丁重に扱わないとすぐに壊れちゃう脆くてか弱い生き物なんだぞ！！」
「なんかその喋り方、◯と◯尋の神隠しに出てくるデカい赤ちゃんみたいだな！」
「湯婆婆だっけ？」
「えっ、あの人赤ちゃんだったの！？」
「何処がだよ。湯婆婆はどう見ても百戦錬磨の経営者だろうが」
「その子どもの方だろ」
「◯と◯尋の話をしてないで、私の話を聞け！」
「あー聞いてる聞いてる。湯婆婆は子どもで、脆くてか弱い生き物って話だよな」
「色々混ざってんだよ！！」
なんなんだよカオスかよ。
つか全然私の話聞く気ないなこいつら。
「あれ結局どういうラストだったっけ」
「でっかい猫みたいなバスが迎えに来てくれて家に帰れるんじゃなかった？」
「それだ！」
「それだ！」じゃない。
でっかい猫みたいなバスはト◯ロだから。
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（ ＾ω＾） - 相手！!誰だ！！つーか作品面白いな！！付き合うことを前提に結婚しましょう！ (2022年11月24日 16時) (
レス) @page32 id: b6e4bb87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 相手誰だ?!上鳴か?!二人とも可愛いか?! (2022年9月5日 23時) (レス) @page32 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - 相手は誰なんだぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！やっべめっちゃ気になる！！A組女子の絆！えもい！！！好きです！！！((( (2021年8月29日 8時) (レス) id: 9562a43608 (このIDを非表示/違反報告)
ヤドナァ(プロフ) - 月の光さん» 再びコメントありがとうございます！そうです、まだ死んでは行けないのです影薄は！上鳴くんに授業中喋らせてもらってません！()愛してるだなんてそんな、畏れ多いです(照)でもとっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年8月15日 21時) (レス) id: 99f45828fa (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - 影薄ぅぅぅぅぅ4ぬなあぁぁぁぁぁぁまだっまだ皆がお前のこと授業中にしゃべらせてないじゃないかぁぁぁ← もうこの作品好きこえて愛してまs((殴 (2021年8月14日 18時) (レス) id: 9562a43608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤドナァ | 作成日時：2021年7月10日 15時
